特許
J-GLOBAL ID:200903066290271378
回転電機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-374038
公開番号(公開出願番号):特開2003-180055
出願日: 2001年12月07日
公開日(公表日): 2003年06月27日
要約:
【要約】【課題】 上層コイル端11bの熱膨張に伴うカラー5の位置ずれを防止する。【解決手段】 カラー5は、回転軸7に圧入されるボス部5aと、このボス部5aの径方向外側に延設されたフランジ部5bとを有し、回転電機1の温度上昇により下層コイル端10b及び上層コイル端11bが熱膨張した時に、フランジ部5bの撓みにより発生する荷重(ボス部5aに対し回転軸7から抜く方向に作用する荷重)より、回転軸7に対するボス部5aの抜き荷重の方が大きくなる様に、ボス部5aの肉厚t0 がフランジ部5bの厚さt1 より厚く設定されている。これにより、フランジ部5bの弾力によって押圧部5cが絶縁リング16を介して上層コイル端11b及び下層コイル端10bを常時押圧することができるので、遠心力によって上層コイル端11b及び下層コイル端10bが浮き上がることを防止できる。
請求項(抜粋):
回転軸に支持された電機子鉄心と、この電機子鉄心に少なくとも上下二層に組み立てられて電機子巻線を形成する複数の単位コイルと、この単位コイルのコイル端が前記電機子鉄心の軸方向端面と略平行に設けられ、そのコイル端を前記電機子鉄心側へ押圧する押圧部材とを備え、上層側に組み立てられる前記単位コイルのコイル端を整流子として使用し、そのコイル端の軸方向表面上にブラシが配置される回転電機であって、前記押圧部材は、前記回転軸に圧入される筒状の圧入部と、この圧入部の径方向外側に延設されたフランジ部と、このフランジ部の外周に設けられて前記コイル端との間に配置される絶縁部材に当接する押圧部とを有し、前記単位コイルの熱変形により前記コイル端が軸方向に伸縮しても、前記フランジ部の弾力により前記押圧部が前記絶縁部材を介して前記コイル端を常時押圧することにより、前記圧入部が前記回転軸の所定位置に固定されていることを特徴とする回転電機。
Fターム (15件):
5H613AA02
, 5H613AA06
, 5H613BB04
, 5H613BB07
, 5H613BB15
, 5H613BB35
, 5H613GA04
, 5H613GA06
, 5H613GA08
, 5H613GB09
, 5H613GB14
, 5H613KK05
, 5H613PP08
, 5H613QQ04
, 5H613SS01
引用特許:
審査官引用 (3件)
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回転電機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-310539
出願人:日本電装株式会社
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回転電機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-124153
出願人:株式会社デンソー
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整流子型回転電機の電機子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-316802
出願人:日本電装株式会社
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