特許
J-GLOBAL ID:200903066478962491

車両用側突型乗員保護システム及び衝突判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335513
公開番号(公開出願番号):特開平11-180249
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 壁側加速度センサ及び中央側加速度センサの双方の検出加速度間の位相差を活用して、障害物との衝突を正しく判定するようにした車両用側突型乗員保護システム及びその衝突判定装置を提供することを目的とする。【解決手段】 車両の右側壁のセンターピラー近傍に設けたGセンサ140Rの検出加速度は積分器150Rにより積分される。車室内底壁中央に設けたGセンサ30の検出加速度は両積分器40R、50Rにより積分される。積分器150R、40R、50Rの積分値が閾値設定器170R、80R、90Rの設定閾値を超えたときコンパレータ160R、60R、60Rがそれぞれ比較出力を発生する。タイマ100Rがコンパレータ60Rの比較出力前に計時開始したときANDゲート110Rのゲート出力はローレベルである。このため、タイマ100Rは計時開始せず、ANDゲート130Rは、起動装置10を起動しない。
請求項(抜粋):
車両に搭載された側突型乗員保護システムを作動するために当該乗員保護システムに備えられる衝突判定装置において、車両の両側壁の各対向高剛性壁部にそれぞれ配設されて前記両側壁と障害物との衝突を加速度として検出する第1加速度センサ(140R、140L)と、車両の車体の中央部に設けられて前記両側壁の一方と障害物との衝突を加速度として検出する第2加速度センサ(30)と、前記両第1加速度センサの一方及び前記第2加速度センサの両検出加速度を第1及び第2の積分出力として積分する積分手段(40R、40L、50R、50L、150R、150L)と、前記第1及び第2の積分出力が前記積分手段から前記両検出加速度に対する所定積分期間内の積分に応じて出力されたとき前記第1積分出力が前記第2積分出力に対し進み位相か遅れ位相かを判定する位相判定手段(60R、60L、70R、70L、80R、80L、90R、90L、100R、100L、110R、110L、120R、120L、160R、160L、170R、170L)と、この位相判定手段の進み位相との判定時に、前記第1及び第2の積分出力の少なくとも一方に基づき、前記乗員保護システムを作動させるための前記両側壁の各対向低剛性壁部のいずれかと障害物との高速衝突であると判定し、前記位相判定手段の遅れ位相との判定時に、前記第1及び第2の積分出力の少なくとも一方に基づき、前記乗員保護システムの作動を禁止するための前記各対向高剛性壁部のいずれかと障害物との低速衝突であると判定する衝突判定手段(130R、130L)とを備える車両用側突型乗員保護システムのための衝突判定装置。
IPC (3件):
B60R 21/32 ,  B60R 21/22 ,  B60R 22/46
FI (3件):
B60R 21/32 ,  B60R 21/22 ,  B60R 22/46
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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