特許
J-GLOBAL ID:200903066483571840

多視点画像を用いた自由視点画像生成方法、装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早原 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-164926
公開番号(公開出願番号):特開2007-334583
出願日: 2006年06月14日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】複数のカメラの光軸に対して、被写体の表面が傾いている場合であっても、ブロックマッチングによって視差ベクトルを検出し、その視差ベクトルを用いて任意の視点の画像を生成することができる自由視点画像生成方法等を提供する。【解決手段】複数のカメラが、光軸を平行に且つ該光軸に垂直な同一平面上に、相対的位置tで配置されている。任意点の奥行き距離Zと、被写体の表面の任意点における単位法線ベクトルnとを任意に決定し、t及びZに基づく視差ベクトルで移動させ、t、Z及びnに基づく一次変換行列で変形させて、第2の画像のブロックにマッチングさせる。Z及びnを任意に変更しながら、第1の画像の第1のブロックに最も類似する第2の画像の第2のブロックを探索する。2つのカメラを結ぶ直線上の任意の視点の内分比に応じて、任意の視点からの画像のブロックを生成する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
光軸をZ軸に平行とする第1のカメラ及び第2のカメラが、XY平面上に相対的位置(tx,ty,0)で配置されており、被写体を撮影した第1のカメラの第1の画像と第2のカメラの第2の画像とを用いて、任意の視点の画像を生成する自由視点画像生成方法であって、 前記被写体上の任意点を決定する第1のステップと、 前記任意点を第1の画像に射影した第1の画像座標(x,y)と、該任意点を第2の画像に射影した第2の画像座標(x',y')とを導出する第2のステップと、 第1の画像について前記任意点を含む第1のブロックを選択する第3のステップと、 前記任意点の奥行き距離Zと、前記被写体の表面の前記任意点における単位法線ベクトル(nx,ny,nz)とを任意に決定する第4のステップと、 第1のブロックを、前記相対的位置(tx,ty,0)及び前記奥行き距離Zに基づく視差ベクトルで移動させ、第1の画像座標を原点として、前記相対的位置(tx,ty,0)、前記奥行き距離Z、前記単位法線ベクトル(nx,ny,nz)及び第2の画像座標(x',y')に基づく一次変換行列で変形させて、第2の画像のブロックにマッチングさせる第5のステップと、 前記奥行き距離Z及び前記単位法線ベクトル(nx,ny,nz)を任意に変更しながら、第4及び第5のステップを繰り返し、移動させ且つ変形させた第1の画像の第1のブロックに最も類似する第2の画像の第2のブロックを探索し、前記奥行き距離Z及び前記単位法線ベクトル(nx,ny,nz)を導出する第6のステップと、 第1のカメラと第2のカメラとを結ぶ直線上の任意の視点の内分比に応じて、任意の視点の相対的位置(tx'',ty'',0)及び画像座標(x'',y'')を決定する第7のステップと、 前記奥行き距離Z及び前記単位法線ベクトル(nx,ny,nz)と、任意の視点の前記相対的位置(tx'',ty'',0)及び画像座標(x'',y'')とを用いて、前記任意の視点からの画像のブロックを生成する第8のステップと を有することを特徴とする自由視点画像生成方法。
IPC (3件):
G06T 17/40 ,  G06T 1/00 ,  H04N 5/232
FI (3件):
G06T17/40 A ,  G06T1/00 315 ,  H04N5/232 Z
Fターム (28件):
5B050BA04 ,  5B050DA07 ,  5B050EA19 ,  5B050EA27 ,  5B057BA02 ,  5B057BA17 ,  5B057CA13 ,  5B057CA16 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CD01 ,  5B057CD14 ,  5B057CE08 ,  5B057DA07 ,  5B057DB03 ,  5B057DC02 ,  5B057DC34 ,  5C122DA04 ,  5C122EA59 ,  5C122EA61 ,  5C122FA18 ,  5C122FH10 ,  5C122FH11 ,  5C122FH14 ,  5C122FH16 ,  5C122FH20 ,  5C122HB01 ,  5C122HB10
引用特許:
出願人引用 (3件)

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