特許
J-GLOBAL ID:200903066492042788

蒸気タービンの始動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329341
公開番号(公開出願番号):特開平6-317105
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 ガスタービンがどのような負荷にあっても低温の蒸気タービンシステムの始動を可能にする蒸気タービンの始動方法を提供する。【構成】 ガスタービン10と、蒸気タービン12と、過熱器部46と蒸発器部42とを含んでいる熱回収蒸気発生器14とを含んでいる混成サイクル動力発生システムにおいて、本発明に係る蒸気タービンの始動方法は、ガスタービン排気ガスの一部を大気中に放出し、同時にガスタービン排気ガスの残部を熱回収蒸気発生器に導入する工程と、熱回収蒸気発生器からの主蒸気出口48を閉じた状態で、過熱器の中間位置から蒸気を抽出し、抽出した蒸気を約550°F〜1000°Fの温度で蒸気タービンに供給する工程と、蒸気タービンを始動させ、ウォームアップサイクルが完了した後に、過熱器の中間位置からの蒸気の抽出を停止し、熱回収蒸気発生器からの主蒸気出口を開く工程とを含んでいる。
請求項(抜粋):
ガスタービンと、蒸気タービンと、過熱器部と、蒸発器部とを含んでいる熱回収蒸気発生器とを含んでおり、前記蒸気タービンからの復水が前記熱回収蒸気発生器において前記ガスタービンからの排気ガスにより再熱されると共に、主蒸気出口を介して前記蒸気タービンに戻される構成を有している混成サイクル動力発生システムにおいて、a) ガスタービン排気ガスを前記熱回収蒸気発生器に通す工程と、b) 前記蒸発器と前記過熱器との間の位置で前記熱回収蒸気発生器からの蒸気を抽出する工程と、c) 前記抽出した蒸気の温度を制御して、該抽出した蒸気と前記蒸気タービンの金属部品との間の温度差を最小にする工程と、d) 温度及び圧力の制御された前記抽出した蒸気を用いて、前記蒸気タービンを始動する工程とを備えた蒸気タービンの始動方法。
IPC (3件):
F01K 23/10 ,  F01D 19/00 ,  F22B 1/18
引用特許:
審査官引用 (5件)
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