特許
J-GLOBAL ID:200903066970094896

ケーブル配線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-182595
公開番号(公開出願番号):特開平11-023858
出願日: 1997年07月08日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバに損傷を与えない光ファイバ配線装置を実現する。【解決手段】 支柱12a,12bに支持されて複数段の対をなすアウタガイド13a〜13f,14a〜14fには、摺動自在にインナガイド15a〜15f,16a〜16fが嵌入されている。光ファイバを収容するために各段に用意された収納トレイ17は、各段のインナガイド対に固定されると共に、スライダ40a,40bが取付けられている。そして、インナガイド対の摺動と共に、収納トレイ17は、スライダ40a,40bが係合したアウタガイド13a〜13f,14a〜14fに沿って摺動する。ここで、スライダ40a,40bの外縁には、当接した光ファイバを浮揚する傾斜が形成されると共に、スライダ40a,40bは、該スライダ40a,40bとアウタガイド13a〜13f,14a〜14fとの間に光ファイバが食込まない構成にしている。
請求項(抜粋):
x方向に所定間隔を持って対向する筒状の第1及び第2のアウタガイドからなるアウタガイド対の一端が該x方向に対して垂直なy方向に複数段所定間隔を持って支持体に支持された複数段のアウタガイド対と、前記各段のアウタガイド対の他端から摺動自在に対を成してそれぞれ嵌入された棒状の第1及び第2のインナガイドからなる複数段のインナガイド対と、前記x方向に所定の間隔を持って対向する第1及び第2の側部を有し、前記各段の第1のアウタガイド及び第1のインナガイドに懸架されて該第1の側部からそれぞれ引込まれた配線用の第1のケーブルと、前記各段の第2のアウタガイド及び第2のインナガイドに懸架されて該第2の側部からそれぞれ引込まれた配線用の第2のケーブルとを、余長を持たせて把持すると共に必要に応じて両者を接続する複数段の収納トレイと、前記各段の収納トレイを前記各段のインナガイド対にそれぞれ固定する複数の固定手段と、前記各段の収納トレイにおける第1の側部の支持体側にそれぞれ設けられ、該収納トレイを第1のアウタガイドに対して摺動自在に支える複数の第1の摺動手段と、前記各段の収納トレイにおける第2の側部の支持体側にそれぞれ設けられ、該収納トレイを第2のアウタガイドに対して摺動自在に支える複数の第2の摺動手段とを、備えたケーブル配線装置において、前記各第1の摺動手段は、舌状をなし、その根元部が前記各段の収納トレイの第1の側部側に取付けられ、その舌状の先端部が前記第1のアウタガイドの軸方向に対して直交する方向に突設する支持部と、前記支持部の底面に形成され、前記第1のアウタガイドの外周に係合して摺接する曲面を有し、該曲面の先端部が該第1のアウタガイドの外径直径より短く形成された摺接面とをそれぞれ備え、前記各第2の摺動手段は、舌状をなし、その根元部が前記各段の収納トレイの第2の側部側に取付けられ、その舌状の先端部が前記第2のアウタガイドの軸方向に対して直交する方向に突設する支持部と、前記支持部の底面に形成され、前記第2のアウタガイドの外周に係合して摺接する曲面を有し、該曲面の先端部が該第2のアウタガイドの外径直径よりも短く形成された摺接面とをそれぞれ備えたことを特徴とするケーブル配線装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 光配線盤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-053046   出願人:株式会社フジクラ
  • 光配線盤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-056352   出願人:株式会社フジクラ
  • 光配線盤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-048883   出願人:株式会社フジクラ

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