特許
J-GLOBAL ID:200903067190670409

タイヤの性能予測方法及びタイヤの性能予測用コンピュータプログラム、並びにタイヤの性能予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-162608
公開番号(公開出願番号):特開2007-331438
出願日: 2006年06月12日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】走行中におけるタイヤのランフラット性能を効率的かつ精度よく予測すること。【解決手段】タイヤモデルと路面モデルとの間における摩擦係数を、タイヤと路面との間における実際の摩擦係数よりも低い第1の摩擦係数に設定し、かつタイヤへ実際に負荷される荷重よりも大きい第1の荷重を前記タイヤモデルに負荷して(ステップS103)、前記タイヤモデルの変形計算を実行する(ステップS104)。次に、タイヤモデルと路面モデルとの間における摩擦係数を実際の摩擦係数に、タイヤモデルに負荷する荷重を実際の荷重に再設定し(ステップS105)、タイヤモデルが平衡状態になるまで計算する(ステップS106)。これによって得られたタイヤモデルを用いて、性能予測対象のタイヤのランフラット性能を評価する(ステップS107)。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
サイドウォールの内側にゴム補強層を備えるタイヤ及び前記タイヤが接地する路面をモデル化し、解析に用いるタイヤモデル及び路面モデルを作成するモデル作成手順と、 前記タイヤモデルと前記路面モデルとの間における摩擦係数を、前記タイヤと前記路面との間における実際の摩擦係数よりも小さい第1の摩擦係数に設定し、また、前記タイヤモデルに負荷する荷重を、前記タイヤへ実際に負荷される荷重よりも大きい第1の荷重に設定して、ランフラット走行時の内圧とした前記タイヤモデルを前記路面モデルに接触させた状態で前記タイヤモデルの変形計算をする変形計算手順と、 前記タイヤモデルの接地面における摩擦係数を、前記第1の摩擦係数よりも大きい第2の摩擦係数に再設定し、また、前記タイヤに負荷する荷重を、前記第1の荷重よりも小さい第2の荷重に再設定して、前記タイヤモデルの状態が平衡となるまで計算する平衡状態計算手順と、 前記平衡状態計算手順後における前記タイヤモデル又は前記路面モデルのうち少なくとも一方から、前記タイヤの特性を評価するために用いる所定の特性物理量を抽出する評価手順と、 を含むことを特徴とするタイヤの性能予測方法。
IPC (3件):
B60C 19/00 ,  G01M 17/02 ,  B60C 17/00
FI (3件):
B60C19/00 Z ,  G01M17/02 B ,  B60C17/00 B
引用特許:
出願人引用 (10件)
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