特許
J-GLOBAL ID:200903067270626362
ポリカーボネート樹脂組成物製の成形品及びその射出成形方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山本 孝久
, 吉井 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-307846
公開番号(公開出願番号):特開2009-131969
出願日: 2007年11月28日
公開日(公表日): 2009年06月18日
要約:
【課題】高級感があり、高い光沢と深みのある色調を有し、ウェルドラインや反りの無いポリカーボネート樹脂組成物製の成形品を提供する。【解決手段】係る成形品は、(A)第1金型部11、第2金型部12、溶融樹脂射出部14、キャビティ13を備えた金型、並びに、(B)入れ子20A,20Bを備えており、入れ子20A,20Bは、(a)金属製ブロック31A,31B、(b)厚さ0.03mm乃至1mmの金属下地層32A,32B、及び、(c)金属下地層32A,32B上に形成された、セラミックスから成る溶射皮膜33A,33Bから構成されており、溶射皮膜は厚さ方向に変化した気孔率を有し、気孔率は溶射皮膜表面に近い側ほど低い値である金型組立体を用いて成形され、Rzが0.2μm以下であり、RSmが25μm以下であり、且つ、分光光度計で測定した400nm乃至650nmでの反射率が0.7%以下である。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
(A)第1金型部、第2金型部、及び、第1金型部に設けられた溶融樹脂射出部を備え、第1金型部と第2金型部との型締めによってキャビティが形成される金型、並びに、
(B)第1金型部及び/又は第2金型部に配置された入れ子、
を備え、
入れ子は、
(a)金属製ブロック、
(b)金属製ブロックの少なくともキャビティに面した表面に形成された、厚さ0.03mm乃至1mmの金属下地層、及び、
(c)金属下地層上に形成された、セラミックスから成る溶射皮膜、
から構成されており、
溶射皮膜は、厚さ方向に変化した気孔率を有し、
該気孔率は、溶射皮膜表面に近い側ほど、低い値である金型組立体を用いて成形されたポリカーボネート樹脂組成物製の成形品であって、
輪郭曲線の最大高さRzが0.2μm以下であり、輪郭曲線要素の平均長さRSmが25μm以下であり、且つ、分光光度計で測定した400nm乃至650nmでの反射率が0.7%以下であることを特徴とするポリカーボネート樹脂組成物製の成形品。
IPC (3件):
B29C 33/38
, B29C 45/26
, B29C 45/37
FI (3件):
B29C33/38
, B29C45/26
, B29C45/37
Fターム (17件):
4F202AA28
, 4F202AF14
, 4F202AH33
, 4F202AH42
, 4F202AJ02
, 4F202AJ06
, 4F202AJ09
, 4F202AJ12
, 4F202AM35
, 4F202AM36
, 4F202CA11
, 4F202CB01
, 4F202CD14
, 4F202CD21
, 4F202CD22
, 4F202CK11
, 4F202CK41
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (9件)
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