特許
J-GLOBAL ID:200903067319103379

電動式ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-087274
公開番号(公開出願番号):特開2000-283194
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 制動力を解除したときにアウタ側のパッドクリアランスを確保し、パッドの引摺り現象を防止すると共に、摩擦パッドの寿命、信頼性を向上させる。【解決手段】 キャリア1の一部を構成する支持枠3をキャリパ6の後端側に延設し、支持枠3には戻しロッド3Aを一体に設ける。インナ脚部7の蓋体10には挿通穴10Aを設ける。戻しロッド3Aの先端側を挿通穴10Aからインナ脚部7内に挿入する。そして、ブレーキ操作を解除してキャリパ6を待機位置に戻すときに、戻しロッド3Aの先端をピストン21の廻止めプレート22に当接させる。このときの反力でキャリパ6のインナ脚部7とアウタ側の爪部8とをキャリア1に対してピストン21の後退方向とは逆の矢示B方向に摺動変位させ、アウタ側のパッドクリアランスを確保する。
請求項(抜粋):
取付部材と、該取付部材に対してディスクの軸方向に変位可能に取付けられたキャリパと、該キャリパに設けられ外部からの給電によりピストンを軸方向に駆動して前記ディスクに対する押圧力を発生させる電動アクチュエータと、前記ディスクの両面側に押圧され該ディスクに制動力を付与する一対の摩擦パッドとからなり、前記キャリパは、前記ディスクの一側に位置し前記電動アクチュエータが設けられたインナ脚部と、前記ディスクの他側に位置し前記電動アクチュエータのピストンとの間で前記各摩擦パッドをディスクに押圧するアウタ脚部と、前記ディスクの外周側を跨ぎ前記インナ脚部と該アウタ脚部との間を連結したブリッジ部とを備えてなる電動式ブレーキ装置において、前記取付部材には、前記ディスクに対する制動力を解除したときに前記キャリパを初期位置に戻すため前記ピストンに当接して前記キャリパをピストンとは逆向きに相対変位させるキャリパ戻し部を設け、該キャリパ戻し部は前記ピストンを挟んでディスクとは反対側の位置から前記ピストンの端部側に当接する構成としたことを特徴とする電動式ブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 65/18 ,  F16D 65/34
FI (2件):
F16D 65/18 A ,  F16D 65/34
Fターム (20件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA78 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA02 ,  3J058BA16 ,  3J058BA41 ,  3J058BA57 ,  3J058CC15 ,  3J058CC25 ,  3J058CC63 ,  3J058CC77 ,  3J058DA03 ,  3J058DA13 ,  3J058DA23 ,  3J058FA01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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