特許
J-GLOBAL ID:200903067324802463

既設杭を再利用した建物支持構造及びその構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-123542
公開番号(公開出願番号):特開2006-299659
出願日: 2005年04月21日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】 既設杭を有効利用しつつ、十分な耐力を発揮し得る、合理的な設計に基づいた建物支持構造を提供する。【解決手段】 既存建物上屋1の撤去後に構築した新設建物上屋10を、予め撤去せずに地盤中に残しておいた既設杭2と、それとは別に新たに構築した新設杭12とで支持した建物支持構造であって、既存建物上屋1の撤去後に残しておいた既設杭2の杭頭と新設建物上屋10の基礎との間に、水平荷重の伝達を低減する滑り支承20を介在させることにより、建物に作用する水平荷重のほとんどを新設杭12にて負担し、建物に作用する垂直荷重を既設杭2と新設杭12とで協同して負担する。本発明により、既設杭撤去に要する莫大な工費と工期の低減が図れ、また既設杭再利用による資源有効活用と廃材処理による環境問題の解消に寄与できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
既存建物上屋の撤去後に構築した新設建物上屋を、予め撤去せずに地盤中に残しておいた既設杭と、それとは別に新たに構築した新設杭とで支持した建物支持構造であって、 前記既存建物上屋の撤去後に残しておいた既設杭の杭頭と前記新設建物上屋の基礎との間に、水平荷重の伝達を低減する滑り支承を介在させることにより、建物に作用する水平荷重のほとんどを前記新設杭にて負担すると共に、建物に作用する垂直荷重を前記既設杭と新設杭とで協同して負担することを特徴とする既設杭を再利用した建物支持構造。
IPC (2件):
E02D 27/34 ,  E02D 27/12
FI (2件):
E02D27/34 B ,  E02D27/12 Z
Fターム (2件):
2D046CA01 ,  2D046DA12
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 杭頭部滑り装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-113810   出願人:清水建設株式会社
審査官引用 (5件)
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