特許
J-GLOBAL ID:200903019792044539

構造物の免震基礎構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-113811
公開番号(公開出願番号):特開2003-306951
出願日: 2002年04月16日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、既存杭を有効に利活用できる構造物の免震基礎構造を提供する。【解決手段】基礎梁4は、複数の既存杭2の杭頭部、及び新設杭3の杭頭部を連結しており、その上部に新設構造物1が構築される。既存杭2は、上面に滑り装置5が設けられ、滑り装置5を介して前記基礎梁4に連結される。新設杭3は基礎梁4に剛接されるが、鉛直支持力を念頭に置いた設計により、その断面径は小さい。新設杭3は、断面径を小さく取ることにより曲げ剛性を小さくしたため、地震等により基礎梁4から新設杭3に所定量以上の水平力が作用した際には、新設杭3の杭頭部にたわみが生じることにより、杭頭変位が大きくなるものの、断面が小さくなり前記基礎梁4の部材断面を大幅に低減できる。
請求項(抜粋):
地盤中の支持層に支持されて鉛直軸と同軸に配される既存杭及び新設杭と、該既存杭及び新設杭の杭頭部を連結するように水平に配される基礎梁とにより構成される既存杭を利用した構造物の免震基礎構造であって、前記既存杭の杭頭部には、滑り装置が設けられて、該滑り装置を介して前記連結梁に連結されるとともに、前記新設杭が、前記建築物の鉛直荷重を支持できる径を有する中空充填鋼管杭により構成されて、該新設杭の杭頭部には、前記基礎梁が剛接されることを特徴とする構造物の免震基礎構造。
IPC (4件):
E02D 27/34 ,  E02D 27/12 ,  E04B 1/36 ,  E04H 9/02 331
FI (4件):
E02D 27/34 B ,  E02D 27/12 Z ,  E04B 1/36 F ,  E04H 9/02 331 E
Fターム (2件):
2D046CA01 ,  2D046DA12
引用特許:
審査官引用 (4件)
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