特許
J-GLOBAL ID:200903067460946452

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208041
公開番号(公開出願番号):特開平11-049000
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 操舵フィーリングの低下を伴うことなく路面抵抗の急変に対する車両の安定性を向上する。【解決手段】 操向車輪の基準ラック軸負荷と実際のラック軸負荷との偏差が大きくなるほど操舵抵抗力を大きくすることで、ラック軸負荷が変化しても操舵抵抗力を調節して保舵力変化を小さくし、保舵力と路面反力とのバランスが崩れることによる舵角の切れ込みを抑制でき、車両安定性を向上できる。特に、ラック軸負荷の変化率が大きくなるほど操舵抵抗力を大きくすれば、路面反力の急変にも容易に対応でき、路面反力急変時の操舵力、保舵力への影響を低減でき、操舵フィーリングを向上できると共に特に不整路面走行中の車両安定性を向上できる。また、運転者による操舵角速度が高くなるほど操舵抵抗力を小さくすることで、運転者の意志による操舵と路面状態の急変による転舵とを区別して制御でき、通常時の操舵フィーリングを阻害することもない。
請求項(抜粋):
操向車輪に舵角を与える操舵系に動力を付加するモータと、前記操舵系に作用する手動操舵力を検出する操舵力検出手段と、少なくとも前記操舵力検出手段の出力に基づいて操舵補助力と操舵抵抗力とを前記モータに発生させるための制御手段とを有し、ラック/ピニオン式操舵装置に用いられる電動パワーステアリング装置であって、操舵角と車速とから前記操向車輪の基準ラック軸負荷を求める手段と、前記操向車輪の実際のラック軸負荷を検出する手段とを有し、前記制御手段が、基準ラック軸負荷と実際のラック軸負荷との偏差に応じて前記操舵抵抗力を設定するようになっており、前記基準ラック軸負荷と実際のラック軸負荷との偏差が大きくなるに従い前記操舵抵抗力を大きくすることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (5件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D119:00
FI (2件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)
  • 車両の操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-277023   出願人:本田技研工業株式会社

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