特許
J-GLOBAL ID:200903067566508705

ミシン用生地送り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-269813
公開番号(公開出願番号):特開2001-087583
出願日: 1999年09月24日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 生地送り時の上生地と下生地の送り量が、生地表面の摩擦抵抗値や、生地の伸縮率によって異なるのを解消して、パッカリングや柄ずれ等の縫い不良を防止できる生地送り装置を提供する。【解決手段】 ステップモータ9で間欠的に周回駆動されるベルト12を生地送り要素にして、縫着生地を送り操作する。生地送り時の上生地の送り量のずれをテスト縫いによって補正し、この補正量分だけ生地送り量を増減制御する制御部2を設ける。ミシンの縫着動作に同調しながらベルト12の送り量を制御部2で制御することにより、摩擦や伸縮率の違いに起因する生地送り量の違いを補正して、縫い不良を一掃できる。
請求項(抜粋):
無端状のベルト12を生地送り要素とする駆動部1と、駆動部1の運転状態を制御する制御部2とを備えており、駆動部1は、ステップモータ9で間欠駆動される原動プーリ10と、ミシン本体3の押え棒5に装着されるベルトガイド11と、原動プーリ10とベルトガイド11の下面との間に巻装したベルト12と、原動プーリ10とベルトガイド11との間でベルト12を変向案内する複数個のガイドプーリ13〜15、およびテンションプーリ16とを含み、制御部2は、ミシン本体3の動作タイミングを検知するセンサ27と、ベルト12の駆動開始タイミングを設定するタイミング設定器28と、テスト縫いによって確定された単位長さ当りの縫いピッチを設定する少なくとも一個の送り量設定器29と、これらの各機器27・28・29からの出力信号、および設定信号を受けて、ステップモータ9の作動状態を制御する制御回路31とを備えており、下生地に対する上生地の送り量のずれ、および両生地の伸縮率の差を制御部2で補正しながら、ベルト12をステップモータ9で間欠駆動することを特徴とするミシン用生地送り装置。
IPC (2件):
D05B 27/14 ,  D05B 27/04
FI (2件):
D05B 27/14 ,  D05B 27/04
Fターム (22件):
3B150CB10 ,  3B150CB26 ,  3B150CE01 ,  3B150DE04 ,  3B150DE06 ,  3B150DE09 ,  3B150DE11 ,  3B150DE14 ,  3B150DE19 ,  3B150JA07 ,  3B150JA33 ,  3B150JA34 ,  3B150LA15 ,  3B150LA34 ,  3B150LA89 ,  3B150MA16 ,  3B150NA14 ,  3B150NB04 ,  3B150NC06 ,  3B150QA05 ,  3B150QA06 ,  3B150QA08
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • ミシンにおける被縫製体の送り機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-239708   出願人:ナスコ株式会社
  • ミシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-097911   出願人:ブラザー工業株式会社, セイコーミシン株式会社
  • 特公平6-032725
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