特許
J-GLOBAL ID:200903067693463524

廃棄物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-240965
公開番号(公開出願番号):特開2004-077081
出願日: 2002年08月21日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】熱交換器や搬送装置を設ける必要なく、投入ごみやチャーの前処理が不要で、なおかつエネルギー効率に優れる廃棄物処理装置を提供する。【解決手段】互いに同心状に配される内筒8および外筒6をホッパ4の下部に立設し、内外両筒6、8間に溶融炉7にて発生する高温の燃焼ガスを通過させ、それによって、内筒8内部に供給される投入ごみ3から、可燃性の熱分解ガスを発生させ、同時に、その残渣分を炭化させチャー12化させる。前記熱分解ガスを気体燃料として溶融炉7内に供給し、その溶融炉7内にて激しく燃焼させ、それによって、溶融炉7内を高温に維持する。そして高温に維持された溶融炉7内に前記チャー12を供給してそのチャー12の燃焼・溶融処理を行い、その際に発生した燃焼ガスを前記内外両筒6、8間に供給して内筒8内部の投入ごみ3を加熱し、その投入ごみ3から熱分解ガスを発生させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
投入されたごみを一旦貯留するホッパと、このホッパより下方に設けられ、前記ホッパの下部から給じん手段によって供給された前記ごみを加熱し、そのごみから可燃性の熱分解ガスを発生させ、かつ残渣分を炭化させる熱分解ガス化装置と、この熱分解ガス化装置に設けられる残渣供給手段によって前記残渣分が供給される溶融炉と、前記熱分解ガス化装置にて発生する熱分解ガスを前記溶融炉に供給するための熱分解ガス供給路を有し、前記溶融炉において、前記熱分解ガスを利用して残渣分の燃焼・溶融処理を行うようにされた廃棄物処理装置であって、 前記熱分解ガス化装置は、前記ホッパの下方に立設され、前記溶融炉に接続される筒状の外筒と、上下両端部に開口を備える筒状に形成され前記外筒内部に回転自在に支持され、かつその上端部開口部からホッパ下部のごみが内部に供給される内筒とよりなり、前記外筒-内筒間の空隙には、前記溶融炉内部にて、残渣分の処理の際に生じるガス体が供給され、その外筒-内筒間の空隙に供給されるガス体によって、内筒内部のごみが加熱されるように構成されることを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (5件):
F23G5/00 ,  B09B3/00 ,  F23G5/027 ,  F23G5/14 ,  F23J1/00
FI (6件):
F23G5/00 115Z ,  B09B3/00 302G ,  F23G5/027 Z ,  F23G5/14 D ,  F23J1/00 Z ,  B09B3/00 303K
Fターム (30件):
3K061AA23 ,  3K061AB02 ,  3K061AB03 ,  3K061AC01 ,  3K061BA05 ,  3K061CA01 ,  3K061CA07 ,  3K061DA12 ,  3K061DA18 ,  3K061DA19 ,  3K061DB01 ,  3K061DB03 ,  3K061DB16 ,  3K061FA02 ,  3K061FA10 ,  3K061FA11 ,  3K061FA21 ,  3K061FA25 ,  3K061ND02 ,  3K061ND13 ,  4D004AA46 ,  4D004CA22 ,  4D004CA24 ,  4D004CA26 ,  4D004CA27 ,  4D004CA29 ,  4D004CB36 ,  4D004CB43 ,  4D004CC01 ,  4D004CC02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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