特許
J-GLOBAL ID:200903067714109033

三次元測位システムを利用した均平作業機と均平工法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-085385
公開番号(公開出願番号):特開2006-262773
出願日: 2005年03月24日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】高低差のある圃場等の区画を、牽引車両に牽引される均平機を用いて均一平面にする方法において従来はレーザ光を基準にして、均平板に土を抱えられる程度に高さを保持し、土を抱えなくなったら徐々に均平板を下げることを繰り返しながら均一にしていた。その結果最後まで均一高さにならず、均平作業後半で低い部分があった場合には、全体から広く薄く運土せねばならず非効率的であった。また、オペレータは常に後方を振り返り均平板の土の様子を見ながら作業せねばならず危険であった。【解決手段】本願は均平作業前に圃場高さを測定し、均平にしたときの均平基準面高さを算出し、基準高さと比較した高低マップを運転席に表示し、均平作業中もリアルタイムに測定し高低マップを書き換え、効率的に作業を行えるようにしたものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
牽引車両と該牽引車両に牽引される均平板と該均平板を作業基準高さに保持する基準高さ制御部とを用いて高低差のある圃場などの区画を均一平面にする均平作業を行う均平作業機において、 三次元測位システムによって前記圃場等の区画内を走行することによって、前記区画内の高低と位置を計測する計測部と、 前記均平板の後部に該均平板が地表面と接触しない前記作業基準高さ以下の低地を通過する際の前記作業基準高さと地表面との不陸修正距離を測定する測定部と、 前記計測部によって計測された高低と位置に基づいて前記区画内の高低マップを作成し、前記区画内を均平にしたときの均平基準面高さを演算・記憶するとともに、前記測定部によって測定された前記不陸修正距離を演算・記憶する演算部と、 前記演算部によって記憶された前記高低マップ、前記作業基準高さ及び前記不陸修正距離に基づいて、圃場区画内における前記均平基準面高さに比較する高低差を表示する表示部と備え、 前記均平基準面高さで均平になった場所に比較する高低差を前記表示部に示しながら不陸修正すること を特徴とする均平作業機。
IPC (4件):
A01B 63/114 ,  E02F 3/76 ,  G01C 5/00 ,  G01C 15/00
FI (4件):
A01B63/114 ,  E02F3/76 A ,  G01C5/00 L ,  G01C15/00 102C
Fターム (21件):
2B304KA12 ,  2B304KA13 ,  2B304LA02 ,  2B304LA05 ,  2B304LB05 ,  2B304LB15 ,  2B304MA04 ,  2B304MB02 ,  2B304MC08 ,  2B304PA03 ,  2B304PA07 ,  2B304PB06 ,  2B304PC15 ,  2B304QA07 ,  2B304QB12 ,  2B304QC03 ,  2B304QC13 ,  2B304QC20 ,  2B304RA28 ,  2B304RA30 ,  2B304RB01
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 圃場に均平平面を形成するための作業方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-283364   出願人:スペクトラ・フィジックス株式会社, スガノ農機株式会社
  • 圃場用作業装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-185067   出願人:スペクトラ・プレシジョン株式会社
  • 特開昭63-135815号公報
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審査官引用 (3件)

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