特許
J-GLOBAL ID:200903067762997935

アルカリ蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長門 侃二 ,  山中 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-043909
公開番号(公開出願番号):特開2008-210556
出願日: 2007年02月23日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
【課題】負極が希土類-Mg-Ni系水素吸蔵合金を含みながら、優れた放電特性や寿命特性を有する高容量のアルカリ蓄電池を提供する。【解決手段】アルカリ蓄電池の負極(4)は、複数の孔(20a)を有する導電性基板(20)と、導電性基板(20)に対し、水素吸蔵合金の原料粉末を含むペーストを塗布して乾燥させてから圧延処理を施して保持させた水素吸蔵合金粒子(22)とを含み、圧延処理後の導電性基板(20)の算術平均粗さRaは3.0μm以上であり、水素吸蔵合金粒子(22)の組成は、一般式:((PrNd)αLn1-α)1-βMgβNiγ-δ-εAlδTεで示される。また、水素吸蔵合金の原料粉末の平均粒径D50は60μm以上140μm以下の範囲にあり、水素吸蔵合金の原料粉末の粒度分布の標準偏差σを平均粒径D50で除して得られる変動係数σ/D50が1.5以下である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
正極、負極及びアルカリ電解液を具備したアルカリ蓄電池において、 前記負極は、 複数の孔を有する導電性基板と、 前記導電性基板に対し、水素吸蔵合金の原料粉末を含むペーストを塗布して乾燥させてから圧延処理を施して保持させた水素吸蔵合金粒子と を含み、 前記圧延処理後の前記導電性基板の算術平均粗さRaは3.0μm以上であり、 前記水素吸蔵合金粒子の組成は、 一般式:((PrNd)αLn1-α)1-βMgβNiγ-δ-εAlδTε (式中、Lnは、La,Ce,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Ca,Sr,Sc,Y,Ti,Zr及びHfよりなる群から選ばれる少なくとも1種を表し、Tは、V,Nb,Ta,Cr,Mo,Mn,Fe,Co,Zn,Ga,Sn,In,Cu,Si,P及びBよりなる群から選ばれる少なくとも1種を表し、添字α,β,γ,δ,εは、それぞれ、0.7<α,0.05<β<0.15,3.0≦γ≦4.2,0.15≦δ≦0.30,0≦ε≦0.20を満たす数を表す) で示され、 前記水素吸蔵合金の原料粉末の平均粒径は60μm以上140μm以下の範囲にあり、 前記水素吸蔵合金の原料粉末の粒度分布の標準偏差を前記平均粒径で除して得られる変動係数が1.5以下である ことを特徴とするアルカリ蓄電池。
IPC (5件):
H01M 4/24 ,  H01M 4/70 ,  C22C 19/00 ,  H01M 4/38 ,  H01M 4/26
FI (5件):
H01M4/24 J ,  H01M4/70 A ,  C22C19/00 F ,  H01M4/38 A ,  H01M4/26 J
Fターム (18件):
5H017AA02 ,  5H017BB06 ,  5H017CC05 ,  5H017DD01 ,  5H017EE04 ,  5H050AA02 ,  5H050AA07 ,  5H050BA14 ,  5H050CA03 ,  5H050CB17 ,  5H050DA09 ,  5H050DA10 ,  5H050EA12 ,  5H050EA23 ,  5H050EA24 ,  5H050FA05 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (7件)
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