特許
J-GLOBAL ID:200903068002087200

速結端子装置及びこれを備えた分電盤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-017591
公開番号(公開出願番号):特開2001-210393
出願日: 2000年01月26日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】【課題】部品点数の削減を図り、電線を接続し易くする。【解決手段】電線挿通孔2から挿通された導体50aの先端部が、端子片25と鎖錠片40a及び接触片40bとの挟持位置を越えて、対向片23の切欠23bを通して表示部材30の被押圧部33を押圧すると、表示部材30は鎖錠片40aによる規制が無くなって内方収納部3内を後方へ移動し、電線50の接続完了状態を表示する。表示部材30の突部34を弾性片35のばね力に抗して押圧し表示部材30を下方へ移動させると、解錠部32が段差32aの部分において鎖錠ばね40の鎖錠片40aを押圧し、鎖錠片40aが導体50aから離れて、電線50を容易に引き抜くことができる。そして、電線50が引き抜かれた後に、表示部材30は鎖錠片40aのばね力によって内方収納部3内を前方に移動するとともに弾性片35のばね付勢力によって上方へ移動し、復帰位置に復帰する。
請求項(抜粋):
電線を内部に挿通させる電線挿通孔、該電線挿通孔に連通する内方収納部並びに前記電線挿通孔に対する電線の挿通方向と略直交する方向から前記内方収納部に連通する操作孔を有する器体と、前記内方収納部内に納装されて前記電線挿通孔から挿通される電線の導体と接触導通する端子板と、前記導体を前記端子板方向に押圧して前記導体を前記端子板との間で挟持する鎖錠ばねと、前記導体の先端部によって押圧される被押圧部を有して前記電線挿通孔に対する電線挿通方向に沿って移動自在に前記内方収納部内に配設され、電線の非接続時には電線の接続未完了状態を表示する復帰位置に在り、前記電線挿通孔から電線の導体が挿通されて前記導体の先端部が前記端子板と前記接触ばねとの間で挟持される挟持位置を越えて前記被押圧部が前記導体の先端部に押圧されると導体の接続完了状態を表示する接続完了位置まで前記内方収納部内を電線の挿通向きに移動する表示部材とを備え、前記表示部材を前記操作孔の連通方向に沿って移動自在に内方収納部内に配設し、前記操作孔から挿通される治具により押圧操作して前記接続完了位置に在る前記表示部材を前記治具の挿通向きに移動させたときに前記鎖錠ばねの導体を押圧する部位を撓ませて鎖錠ばねと導体とを開離させる解錠部を、少なくとも前記復帰位置において鎖錠ばねを撓ませないように前記表示部材に設けたことを特徴とする速結端子装置。
IPC (2件):
H01R 4/48 ,  H02B 1/40
FI (2件):
H01R 4/48 A ,  H02B 9/00 E
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 電線接続装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-012338   出願人:東京電気株式会社
  • 端子装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-320455   出願人:松下電工株式会社
  • 特開昭61-008859
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