特許
J-GLOBAL ID:200903068019651664
流体式トルク伝達装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-210012
公開番号(公開出願番号):特開2009-041737
出願日: 2007年08月10日
公開日(公表日): 2009年02月26日
要約:
【課題】車両の燃費を向上させつつ操作性の向上を図ることができる流体式トルク伝達装置を提供する。【解決手段】トルクコンバータ1は、フロントカバー2と、インペラ9と、タービン10と、ロックアップ装置5と、を有している。ロックアップ装置5は、ピストン51と、ダンパー機構7と、摩擦発生機構40と、を有している。摩擦発生機構40は、ピストン51とタービン10との間においてダンパー機構7と並列に作用するヒステリシストルクを摩擦抵抗により発生させる機構であって、第1隙間T1と、第2隙間T2と、を有している。第1隙間T1は、第1角度θ1の範囲内で捩り振動に対する摩擦抵抗の発生を抑制する。第2隙間T2は、第1角度θ1よりも大きい第2角度θ2の範囲内で捩り振動に対する摩擦抵抗の一部の発生を抑制し、第1隙間T1よりも大きい。【選択図】図5
請求項(抜粋):
フロントカバーと、
前記フロントカバーとともに流体室を形成するインペラーと、
前記流体室内で前記インペラーに対向して配置されたタービンと、
前記タービンに対して回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられ、油圧の変化により前記フロントカバーに押し付けられるピストンと、
前記ピストンと前記タービンとを回転方向に弾性的に連結するダンパー機構と、
前記ピストンと前記タービンとの間において前記ダンパー機構と並列に作用するヒステリシストルクを摩擦抵抗により発生させる機構であって、第1角度の範囲内で捩り振動に対する前記摩擦抵抗の発生を抑制する第1隙間と、前記第1角度よりも大きい第2角度の範囲内で捩り振動に対する前記摩擦抵抗の一部の発生を抑制し前記第1隙間よりも大きい第2隙間と、を有する摩擦発生機構と、
を備えた流体式トルク伝達装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16H45/02 Y
, F16F15/139 C
引用特許:
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