特許
J-GLOBAL ID:200903068100462345

容量可変型圧縮機の制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-271796
公開番号(公開出願番号):特開2001-153044
出願日: 2000年09月07日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】【課題】容量制御弁を構成する作動ロッドに作用する圧力によって容量制御動作が撹乱されることを回避し、制御動作の正確性や的確性を向上させる。【解決手段】制御弁は、弁室46を経由する給気通路28の開度を調節する弁体部43と、感圧室48を二つの圧力室55,56に区画し両室間の差圧(PdH-PdL)に基づいて変位可能な可動壁54と、その可動壁の変位動作を弁体部43に伝達する作動ロッド40と、該ロッドを上方付勢して設定差圧を決定する電磁アクチュエータ100とを備え、前記差圧が設定差圧を実現するように開度調節動作する。作動ロッドの基端部を収容するソレノイド室63にはロッドの内部通路74を介して圧力室56の圧力PdLが導かれている。作動ロッドの先端部41の断面積と基端部44の有効受圧面積とはほぼ等しくなっている。
請求項(抜粋):
容量可変型圧縮機の吐出圧領域とクランク室とをつなぐ給気通路又は該圧縮機の吸入圧領域とクランク室とをつなぐ抽気通路の一部を構成し得る弁室と、感圧室とを内部に持つバルブハウジングと、前記弁室内に移動可能に設けられ該弁室内での配置に応じて前記給気通路又は抽気通路の開度を調節する弁体と、前記感圧室を冷媒循環回路に設定された第1の圧力監視点の圧力が導かれる第1圧力室と同回路に設定された第2の圧力監視点の圧力が導かれる第2圧力室とに区画すると共に、前記第1及び第2圧力室間の差圧に基づいて変位可能な区画部材と、先端部及び基端部を有すると共にその先端部において前記区画部材と作動連結されて該区画部材の変位動作を前記弁体に伝達する作動ロッドと、前記作動ロッドを軸方向に付勢することで前記二つの圧力監視点間の設定差圧を決定する設定差圧決定手段とを備え、前記作動ロッドを介しての区画部材と弁体との連動に基づき前記クランク室の内圧を調節して圧縮機の吐出容量を制御する制御弁であって、前記バルブハウジング内において作動ロッドの基端部を収容する領域には、前記第1圧力室又は第2圧力室に導かれる圧力と同種の圧力が導かれることを特徴とする容量可変型圧縮機の制御弁。
IPC (2件):
F04B 27/14 ,  F04B 49/00 361
FI (2件):
F04B 49/00 361 ,  F04B 27/08 S
Fターム (26件):
3H045AA04 ,  3H045AA10 ,  3H045AA12 ,  3H045AA27 ,  3H045BA12 ,  3H045CA03 ,  3H045DA24 ,  3H045DA47 ,  3H045EA13 ,  3H045EA16 ,  3H045EA17 ,  3H045EA26 ,  3H045EA33 ,  3H045EA35 ,  3H045EA38 ,  3H045EA42 ,  3H045EA44 ,  3H076AA06 ,  3H076BB00 ,  3H076BB32 ,  3H076CC12 ,  3H076CC16 ,  3H076CC17 ,  3H076CC20 ,  3H076CC41 ,  3H076CC84
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 可変容量型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-133604   出願人:株式会社デンソー
  • 可変容量圧縮機用制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-008792   出願人:株式会社豊田自動織機製作所, エヌオーケー株式会社
  • 可変容量型圧縮機用制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-078780   出願人:株式会社豊田自動織機製作所, エヌオーケー株式会社
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