特許
J-GLOBAL ID:200903068238145154
電子制御式ディーゼルエンジンの失火検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043756
公開番号(公開出願番号):特開平9-303194
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】特有のガバナ特性に基づき燃料噴射量を制御する電子制御式ディーゼルエンジンにおいて、失火を適正に検出すると共に、失火検出直後のエンジン回転速度の再度の落ち込みに起因して失火が誤検出されることを未然に防止する。【解決手段】電子制御装置(ECU)71は、回転速度センサ65で検出されるクランクシャフト10の回転速度が上昇するほど噴射ポンプ8から吐出される燃料量を減少させるように噴射ポンプ8を電気的に制御することにより、噴射ノズル7からの燃料噴射量を制御する。ECU71はクランクシャフト10の回転位相における二つの特定位置における回転速度の差を検出される回転速度から算出し、その算出された回転速度差を所定の基準値と比較することにより、ディーゼルエンジン1における失火を検出する。ECU71は噴射ノズル7からの燃料噴射量の変化量を算出し、その算出された変化量に応じて、失火判定のための所定の基準値を補正する。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンへ燃料を噴射するための噴射ノズルと、前記ディーゼルエンジンのクランクシャフトにより駆動され、前記噴射ノズルへ圧送される燃料を吐出するための噴射ポンプとを含み、前記ディーゼルエンジンは前記噴射ノズルから噴射される燃料を燃焼させることにより前記クランクシャフトを回転駆動させるものであり、前記クランクシャフトの回転速度を検出するための回転速度検出手段を備え、前記検出される回転速度が上昇するほど前記噴射ポンプから吐出される燃料の量を減少させるように制御手段が前記噴射ポンプを電気的に制御することにより前記噴射ノズルから噴射される燃料の量を制御するようにした電子制御式ディーゼルエンジンにおいて、前記クランクシャフトの回転位相における少なくとも二つの特定位置における回転速度の差又は比を前記検出される回転速度に基づいて算出手段が算出し、その算出された回転速度の差又は比を比較手段が所定の基準値と比較することにより前記ディーゼルエンジンの失火の発生を判定して失火を検出するようにした失火検出装置であって、前記比較手段が前記失火を判定したときに、その判定後の所定期間だけ前記比較手段における失火の判定を禁止するための禁止手段を設けたことを特徴とする電子制御式ディーゼルエンジンの失火検出装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 368
, F02D 45/00 362
, F02D 45/00 364
, G01M 15/00
FI (4件):
F02D 45/00 368 Z
, F02D 45/00 362 J
, F02D 45/00 364 N
, G01M 15/00 Z
引用特許:
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