特許
J-GLOBAL ID:200903068411378097

車両動力源の冷却系制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-062840
公開番号(公開出願番号):特開2005-248903
出願日: 2004年03月05日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】冷却系通路の冷却水の状態変化が動力源に悪影響を及ぼさないようにする。【解決手段】車両の動力源101の冷却水通路にウォータポンプ201、ラジエータ202、車両の車室内温度を冷却水によって調整するヒータコア207、バイパス通路205、動力源の冷却水出口からの冷却水をラジエータを介さずに上記動力源の冷却水入り口へ環流させるバイパス通路205、動力源の冷却水の出口流量をラジエータ側とバイパス通路側とに分流させるサーモ弁206、冷却水通路の面積調整を行う通路切換弁210、上記両弁の制御を行う電子制御装置106等を備え、上記冷却水の水温に応じて上記動力源の冷却系が蓄える冷却系熱量と、運転状態に応じて上記動力源が放熱する車両動力源放熱量とによって、上記動力源の冷却系の総熱量を推測し、これに基づいてラジエータの目標縫熱量とラジエータ流量を決める。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車両の動力源に取り付けられ、上記車両動力源と同期して回転する回転軸の回転数を検出する車両動力源の回転数検出手段と、上記回転数検出手段の検出信号から上記車両動力源の回転速度を演算する車両動力源回転速度演算手段と、上記車両動力源の冷却水温を検出する水温センサと、上記車両のタイヤ軸に比例する回転速度を検出して車速を演算する車速演算手段と、上記車両動力源の冷却水経路に取り付けられて冷却水を循環させるウォータポンプと、上記ウォータポンプの回転数に基づいて上記ウォータポンプの吐出流量を演算するウォータポンプ流量演算手段と、冷却水を熱交換するためのラジエータと、上記ラジエータを通過する風速を調整するラジエータファンと、上記ラジエータファンの風速を調整するラジエータファン制御装置と、上記車両の車室内温度を調整するために冷却水によって熱交換を行うヒータコアと、上記車両動力源の冷却水出口から出力された冷却水を上記ラジエータを介さずに上記車両動力源の冷却水入り口へ環流させるバイパス通路と、上記車両動力源の冷却水の出口流量を上記ラジエータ側と上記バイパス側とに分流させるために通路の開度面積を変更し分流流量の調整を行う調整弁と、冷却水通路に取り付けられ上記冷却水通路の通路面積の調整を行う通路面積調整手段と、上記調整弁および上記通路面積調整手段の制御を行うための電子制御装置とを備え、上記車両動力源の冷却系が蓄える冷却系熱量と、運転状態に応じて上記車両動力源が放熱する車両動力源放熱量とによって、冷却系の総熱量を推測するようにしたことを特徴とする車両動力源の冷却系制御方法。
IPC (2件):
F01P7/16 ,  F01P3/20
FI (5件):
F01P7/16 503 ,  F01P7/16 502H ,  F01P7/16 504E ,  F01P7/16 505A ,  F01P3/20 H
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (10件)
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