特許
J-GLOBAL ID:200903068611065956

非接触式軸封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼川 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-188941
公開番号(公開出願番号):特開2001-012614
出願日: 1999年07月02日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 簡素な構造で安定した非接触軸封状態が維持され、また、機内ガスに曝される領域の洗浄も容易な非接触式軸封装置を提供する。【解決手段】 シールリング21の外周側で機内空間をシールするOリング22よりも機内側のシールリング21端部領域に、機外側のシールリング保持部21fよりも径方向外方に突出する密封端面形成部21eを設け、この密封端面形成部21eの機内側端面に、外周縁がシールリング保持部21fよりも径方向外方に位置するようにシール面21sを形成する。このような構成により、機内圧がシール面21sと密封端面形成部21eの機外側端面とに相対向する方向に作用し、これによって、機内圧が変動しても非接触軸封状態が安定して維持される。しかも機内圧を閉方向に作用させる構造が簡単であり、また、機内ガスに曝される領域の洗浄も容易に行うことができる。
請求項(抜粋):
被軸封機器の回転軸に設けられた回転環と、被軸封機器のハウジングに固定されたシールケースと、このシールケースと回転軸との間で回転環に機外側から軸方向に対向するように軸方向移動自在に配置されたシールリングと、このシールリングとシールケースとの間に介装されて機内空間をシールするシール部材と、シールリングを回転環に向けて押圧する付勢手段とを備え、シールリングに形成された給気孔を通してバリアガスをシールリングと回転環との相対面するシール面間に供給してこれらシール面間で軸封するように形成される非接触式軸封装置であって、上記シールリングに、このシールリングをシールケースに保持させるべくシールケースに内嵌されるシールリング保持部と、このシールリング保持部よりも機内側端部領域でシールリング保持部よりも径方向外方に突出する密封端面形成部とを設け、シールリング保持部の外周面に上記シール部材を介装させる一方、密封端面形成部の機内側端面に、上記シール面をその外周縁がシールリング保持部よりも径方向外方に位置するように形成していることを特徴とする非接触式軸封装置。
Fターム (5件):
3J041AA02 ,  3J041BA04 ,  3J041BB01 ,  3J041DA05 ,  3J041DA06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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