特許
J-GLOBAL ID:200903068866323355
4輪駆動車の駆動力制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-358222
公開番号(公開出願番号):特開平11-189150
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 4輪駆動車において、駆動輪のいずれかが空転した場合にも正確に推定車体速度を求めることができるようにする。【解決手段】 空転状態ではない場合には、前回の推定車体速度Vso(n-1)に対して限界加速度αdownの所定時間t分を加えた速度αdown×t+Vso(n-1)と、前回の推定車体速度に対して限界減速度αupの所定時間分tを減じた速度-αup×t+Vso(n-1)と、4輪の車輪速度のうちの最大速度Vwmaxとを比較したときに、中間に位置するものを今回の推定車体速度(Vso(n))とする。そして、空転状態の場合、すなわち前回の推定車体速度が所定速度(A)よりも小さいときに、4輪のうちいずれかが前回の推定車体速度を超えている場合には、速度-αup×t+Vso(n-1)を今回の推定車体速度とする。これにより、推定車体速度Vso(n)の持ち上がりを防止する。
請求項(抜粋):
駆動力が伝達される4輪それぞれの車輪速度に基づいて推定車体速度(Vso)を演算し、この推定車体速度に基づいて前記4輪に伝達される駆動力の制御を行う4輪駆動車の駆動力制御装置において、前記推定車体速度の演算は、前回の推定車体速度(Vso(n-1))に対して所定の上限値(αdown×t)を加えた第1速度(αdown×t+Vso(n-1))と、前回の推定車体速度に対して所定の下限値(αup×t)を減じた第2速度(-αup×t+Vso(n-1))と、前記4輪それぞれの車輪速度から求められる基準値(Vwmax)とを大小比較して、これらの中間のものを今回の推定車体速度(Vso(n))とするように行われており、前記前回の推定車体速度が所定速度(A)よりも小さいときに、前記4輪のうちいずれかが前記前回の推定車体速度を超えている場合には、前記第1速度よりも低い速度を前記今回の推定車体速度(Vso(n))とするように行われていることを特徴とする4輪駆動車の駆動力制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/66
, B60K 17/348
, G01P 3/56
FI (3件):
B60T 8/66 Z
, B60K 17/348 Z
, G01P 3/56 A
引用特許:
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