特許
J-GLOBAL ID:200903069180354528

アルミニウム合金鋳造材及びその製造方法、アルミニウム合金材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳 ,  高橋 祥起
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-006740
公開番号(公開出願番号):特開2008-200752
出願日: 2008年01月16日
公開日(公表日): 2008年09月04日
要約:
【課題】低コストで製造できると共に、強度、成形性、及び耐食性に優れ、かつ耐軟化性に優れたアルミニウム合金鋳造材、アルミニウム合金材、及びそれらの製造方法を提供すること。【解決手段】アルミニウム合金の溶湯を鋳造してなるアルミニウム合金鋳造材、これを少なくとも加熱して得られるアルミニウム合金材、及びそれらの製造方法である。アルミニウム合金鋳造材の作製にあたっては、まず、Fe:0.8〜5mass%、Ti:0.15〜1mass%を含有すると共に、Zr等の第3成分元素を特定量で含有し、残部がAlと不可避的不純物とからなるアルミニウム合金を、一定の温度で溶解させて溶湯を得る(溶解工程)。次いで、アルミニウム合金の固相線温度より少なくとも10°C低い温度まで溶湯を冷却速度150°C/sec以上かつ10000°C/sec未満で冷却しつつ鋳型によって板状に鋳造する(鋳造工程)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アルミニウム合金の溶湯を鋳造してなるアルミニウム合金鋳造材の製造方法であって、 第1成分元素として0.8〜5mass%のFeと、第2成分元素として0.15〜1mass%のTiとを含有すると共に、Zr、Nb、Hf、Sc、及びYからなる第3成分元素群から選ばれる1種以上の第3成分元素を、個々の含有量が0.05〜2mass%、かつ上記第1成分元素Feの含有量をFe(mass%)、第2成分元素Tiの含有量をTi(mass%)、及び上記第3成分元素の合計含有量をX(mass%)としたとき、Fe>X>Tiを満足する量で含有し、残部がAlと不可避的不純物とからなるアルミニウム合金を準備し、該アルミニウム合金を、その組成から決定される液相線温度よりも20°C以上高い温度で溶解させて溶湯を得る溶解工程と、 上記アルミニウム合金の組成から決定される固相線温度より少なくとも10°C低い温度まで上記溶湯を冷却速度150°C/sec以上かつ10000°C/sec未満で冷却しつつ鋳型によって鋳造する鋳造工程とを有することを特徴とするアルミニウム合金鋳造材の製造方法。
IPC (8件):
B22D 11/00 ,  C22C 1/02 ,  C22C 21/00 ,  C22F 1/04 ,  B22D 11/06 ,  B22D 11/12 ,  B21B 3/00 ,  B21B 1/00
FI (8件):
B22D11/00 E ,  C22C1/02 503J ,  C22C21/00 M ,  C22F1/04 A ,  B22D11/06 330 ,  B22D11/12 A ,  B21B3/00 J ,  B21B1/00 B
Fターム (10件):
4E002AA01 ,  4E002AA08 ,  4E004DA01 ,  4E004DA12 ,  4E004DA13 ,  4E004DA22 ,  4E004NC08 ,  4E004QA03 ,  4E004SD03 ,  4E004SE01
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (7件)
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