特許
J-GLOBAL ID:200903069206272991

ブルー銅モデル錯体を酸化還元対に用いた色素増感型太陽電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-127187
公開番号(公開出願番号):特開2006-302849
出願日: 2005年04月25日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】 白金対極を腐食させることがなく、かつ良好な光電変換特性を有する太陽電池用の電解液を提供すること【解決手段】 色素増感型太陽電池に使用される、改良された電解液組成物が提供された。この組成物は、一般式1:CuI(L1)(L2)で示される一価の銅錯体および一般式2:CuII(L1)(L2)で示される二価の銅錯体を含み、ここで、L1およびL2は同一であってもよく、また異なってもよく、銅原子に配位する化合物であり、L1およびL2が銅原子との間に合計4つの配位結合を形成している。あるいは、L1およびL2は互いに結合して1つの配位化合物L12となって、該1つの配位化合物L12が銅原子との間に4つの配位結合を形成する。好ましくは、該一価の銅錯体および二価の銅錯体がねじれた四面体配位構造を有する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
色素増感型太陽電池に使用される電解液組成物であって、 該組成物は、溶媒を含み、 さらに該組成物は、一価の銅錯体、二価の銅錯体、または該一価の銅錯体と該二価の銅錯体との混合物を含み、 該一価の銅錯体は以下の一般式1で示され、該二価の銅錯体は以下の一般式2で示され、 一般式1: CuI(L1)(L2) 一般式2: CuII(L1)(L2) ここで、L1およびL2は同一であってもよく、または異なってもよく、銅原子に配位結合する配位化合物であり、L1およびL2が銅原子との間に合計4つの配位結合を形成しているか、 あるいは、L1およびL2は互いに結合して1つの配位化合物L12となって、該1つの配位化合物L12が銅原子との間に4つの配位結合を形成して一般式1の銅錯体が一般式1Aの銅錯体となり、一般式2の銅錯体が一般式2Aの銅錯体となっている、 一般式1A: CuI(L12) 一般式2A: CuII(L12) 組成物。
IPC (3件):
H01M 14/00 ,  C07F 1/08 ,  H01L 31/04
FI (3件):
H01M14/00 P ,  C07F1/08 C ,  H01L31/04 Z
Fターム (20件):
4H048AB91 ,  4H048VA56 ,  4H048VB10 ,  4H048VB20 ,  5F051AA14 ,  5F051CB27 ,  5F051FA01 ,  5F051FA04 ,  5F051FA13 ,  5F051FA15 ,  5F051GA03 ,  5H032AA06 ,  5H032AS06 ,  5H032AS16 ,  5H032CC16 ,  5H032EE01 ,  5H032EE02 ,  5H032EE16 ,  5H032EE17 ,  5H032HH01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 色素増感型太陽電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-266222   出願人:松下電器産業株式会社
  • 光発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-068948   出願人:株式会社東芝

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