特許
J-GLOBAL ID:200903069280593511

製鋼スラグの安定化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 亀谷 美明 ,  金本 哲男 ,  萩原 康司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-042103
公開番号(公開出願番号):特開2009-196865
出願日: 2008年02月22日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】エージング処理を行った製鋼スラグに炭酸ガス含有ガスを流すことにより炭酸化処理を行う製鋼スラグの安定化処理方法において、製鋼スラグの安定化処理を従来よりもさらに短時間で行うことを可能にするとともに、炭酸ガスの反応効率を従来よりもさらに向上させる。【解決手段】本発明は、エージング処理が施された製鋼スラグに、自由水が存在し始める水分値未満で、かつ、該水分値よりも10質量%少ない値以上の範囲となるように添加する水分量を調整した後に炭酸ガス含有ガスを流すことにより、前記製鋼スラグの炭酸化処理を行う製鋼スラグの安定化処理方法であって、前記炭酸化処理の際に、前記製鋼スラグを含む周囲の雰囲気における単位時間当たりの温度変化が1.2°C/hr以下となった場合に、前記製鋼スラグ中の一部を選択的にガスが流れる吹き抜け現象が起こらない限界の供給量以下となる範囲内で炭酸ガスの供給量を増加させる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
大気雰囲気下、加圧雰囲気下または水蒸気雰囲気下でエージング処理が施された製鋼スラグに、粉体群がペースト状の流動性を有する状態を形成するような、該製鋼スラグの粉末のまわりに存在する状態の自由水が存在し始める水分値未満で、かつ、該水分値よりも10質量%少ない値以上の範囲となるように添加する水分量を調整した後に、相対湿度が75%〜100%の炭酸ガス含有ガスを流すことにより、前記製鋼スラグの粒同士を固結させることなく炭酸化処理を行う製鋼スラグの安定化処理方法であって、 前記炭酸化処理の際に、前記製鋼スラグを含む周囲の雰囲気における単位時間当たりの温度変化が1.2°C/hr以下となった場合に、前記製鋼スラグ中の一部を選択的にガスが流れる吹き抜け現象が起こらない限界の供給量以下となる範囲内で炭酸ガスの供給量を増加させることを特徴とする、製鋼スラグの安定化処理方法。
IPC (6件):
C04B 5/00 ,  C04B 5/06 ,  C21C 5/28 ,  F27D 15/00 ,  C21C 1/02 ,  C21C 7/00
FI (6件):
C04B5/00 C ,  C04B5/06 ,  C21C5/28 C ,  F27D15/00 B ,  C21C1/02 L ,  C21C7/00 J
Fターム (19件):
4G112JD02 ,  4G112JD03 ,  4G112JE03 ,  4G112JL02 ,  4G112JL03 ,  4G112JM01 ,  4K013CF01 ,  4K014AE01 ,  4K063AA03 ,  4K063BA06 ,  4K063CA02 ,  4K063HA39 ,  4K070AB11 ,  4K070BC13 ,  4K070DA09 ,  4K070EA02 ,  4K070EA07 ,  4K070EA09 ,  4K070EA14
引用特許:
出願人引用 (6件)
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