特許
J-GLOBAL ID:200903069437254082

ビデオ・デコーディング方法及び対応するデコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-544990
公開番号(公開出願番号):特表2004-515131
出願日: 2001年11月16日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
本発明は、ビデオ信号がコード化されたベース・レイヤ及びエンハンスメント・レイヤを有するビデオ・ビットストリームをデコーディングする方法に関する。この方法は、ビデオ信号がコード化されたベース・レイヤ及びエンハンスメント・レイヤをデコードし、デコードされたベース・レイヤ・フレーム及びデコードされたエンハンスメント・レイヤ・フレームを生成する工程と、デコード化されたベース・レイヤ・フレームを単体で又はデコード化されたエンハンスメント・レイヤ・フレームと共に表示する工程と、を有する。本発明によれば、表示されるベース・レイヤの低品質フレームのそれぞれが、2つのフレーム:前のエンハンスメント・レイヤ及び後ろの上記ベース・レイヤの低品質フレーム、の間に挿入されることによって得られたフレーム、或いは上記2つのフレームのうちの一(例えば、最も時間的に接近しているもの)のみによって得られたフレーム、で置き換えられる。
請求項(抜粋):
ベース・レイヤ・コード化ビデオ信号とエンハンスメント・レイヤ・コード化ビデオ信号とを含むビデオ・ビットストリームを送信及び/又は記録媒体から受信する能力と、後に単独で表示されるベース・レイヤ信号のみか、或いは後に共に表示されるベース・レイヤ信号及びエンハンスメント・レイヤ信号に対応するデコード化信号を生成するビットストリームをデコードする能力とを備えた処理回路を有するビデオ・デコーダにおいて用いられ、 前記ベース・レイヤ・コード化ビデオ信号をデコードし、デコード化されたベース・レイヤ・フレームを作成する工程と、 前記エンハンスメント・レイヤ・コード化ビデオ信号をデコードし、デコード化されたエンハンスメント・レイヤ・フレームを作成する工程と、 前記デコード化ベース・レイヤ・フレームを単独で又はビデオ・フレームを形成するために前記デコード化エンハンスメント・レイヤ・フレームと共に表示する工程と、を有する前記ベース・レイヤ及びエンハンスメント・レイヤ・コード化ビデオ信号を含む前記ビデオ・ビットストリームをデコードする方法であって、 前記表示工程は、 所定の基準に基づいて、表示される各連続ベース・レイヤ・フレームの品質を検査し、低品質フレームを選択する決定サブ工程と、 前記低品質フレームであるベース・レイヤ・フレームに先行するエンハンスメント・レイヤと後続のエンハンスメント・レイヤとの2つのフレームのうちの少なくとも1つによって各低品質ベース・レイヤ・フレームを置き換える置換サブ工程と、を有することを特徴とするデコード方法。
IPC (1件):
H04N7/24
FI (1件):
H04N7/13 Z
Fターム (5件):
5C059MA00 ,  5C059MA31 ,  5C059RA04 ,  5C059UA02 ,  5C059UA06
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る