特許
J-GLOBAL ID:200903069863882562

カルシウム及び重金属を含む物質の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 衡田 直行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-131829
公開番号(公開出願番号):特開2003-326228
出願日: 2002年05月07日
公開日(公表日): 2003年11月18日
要約:
【要約】【課題】 キルン集塵ダストから、非鉄精錬原料として利用可能な重金属化合物と、亜鉛等の重金属を含まない、セメント原料として利用可能なカルシウム化合物とを分別して回収することのできる処理方法を提供する。【解決手段】 本発明の方法は、(A)キルン集塵ダストと水とを混合し、スラリーを得た後、塩酸を加えて、pHを2.0〜4.0に調整し、液中にカルシウムを溶出させる工程と、(B)得られたスラリーにアルカリ化剤を加えて、pHを6.5〜8.0に調整した後、硫化剤を加え、その後、固液分離して、重金属の硫化物を含む固形分と、カルシウムを含む液分とを得る工程と、(C)得られた液分に、第一鉄化合物を加えた後、pHを8.0〜12.0に調整し、その後、固液分離して、水酸化第一鉄、水酸化カルシウム、セレン等を含む固形分と、液分とを得る工程とを含む。
請求項(抜粋):
(A)カルシウム及び重金属を含む物質と、水とを混合し、スラリーを得た後、該スラリーに塩酸を加えて、該スラリーのpHを2.0〜4.0に調整し、上記カルシウム及び重金属を含む物質から液中にカルシウムを溶出させるカルシウム溶出工程と、(B)カルシウムを溶出させた上記スラリーに、アルカリ化剤を加えて、該スラリーのpHを6.5〜8.0に調整した後、硫化剤を加え、その後、該スラリーを固液分離して、重金属の硫化物を含む固形分と、カルシウムを含む液分とを得る重金属回収工程とを含むことを特徴とするカルシウム及び重金属を含む物質の処理方法。
IPC (10件):
B09B 3/00 ,  C02F 1/58 ,  C02F 1/62 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/44 ,  C22B 7/02 ZAB ,  C22B 13/00 ,  C22B 15/00 ,  C22B 19/20 ,  C22B 34/32
FI (10件):
C02F 1/58 H ,  C02F 1/62 B ,  C22B 7/02 ZAB B ,  C22B 19/20 ,  C22B 34/32 ,  B09B 3/00 304 G ,  C22B 3/00 A ,  C22B 3/00 R ,  C22B 13/04 ,  C22B 15/12
Fターム (29件):
4D004AA37 ,  4D004AB03 ,  4D004AB05 ,  4D004BA05 ,  4D004BA06 ,  4D004CA34 ,  4D004CC11 ,  4D004DA03 ,  4D004DA20 ,  4D038AA08 ,  4D038AB43 ,  4D038AB65 ,  4D038AB66 ,  4D038AB68 ,  4D038AB69 ,  4D038AB70 ,  4D038AB79 ,  4D038AB80 ,  4D038BA06 ,  4D038BB13 ,  4K001AA08 ,  4K001AA09 ,  4K001AA20 ,  4K001AA22 ,  4K001AA30 ,  4K001BA14 ,  4K001DB02 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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