特許
J-GLOBAL ID:200903069875852251

絞り成形性に優れる缶用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-258964
公開番号(公開出願番号):特開平9-104919
出願日: 1995年10月05日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 深絞り成形性を満足しつつ、コイルの長手方向、幅方向に安定した機械的性質を有する缶用鋼板の製造方法を提供することにある。【解決手段】C:0.0050wt%以下、Si:0.010 wt%以下、Mn:0.050 〜1.50wt%、 P:0.020 wt%以下、S:0.015 wt%以下、N:0.0050wt%以下、Al:0.150 wt%以下、Nb:0.0030〜0.020 wt%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼スラブを粗圧延し、得られたシートバーを巻き取って保熱処理を施したのち、巻き戻したシートバーのエッジ部を加熱し、(Ar3変態点+50°C) 〜(Ar3変態点-50°C) を圧延終了温度とする仕上げ圧延を行い、次いで、圧延終了後2sec 以上空冷したのち、ホットラン冷却において上、下のうちの少なくとも一方の冷却水が鋼板のエッヂ部を直撃しないようにマスキングしながら、平均冷却速度100°C/sec以下で水冷し、600 〜750 °Cで巻取り、その後、酸洗を経て、圧下率80〜98%で冷間圧延し、再結晶温度以上で焼鈍する。
請求項(抜粋):
C:0.0050wt%以下、Si:0.010 wt%以下、Mn:0.050 〜1.50wt%、P:0.020 wt%以下、S:0.015 wt%以下、N:0.0050wt%以下、Al:0.150 wt%以下、Nb:0.0030〜0.020 wt%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼スラブを粗圧延し、得られたシートバーを巻き取って保熱処理を施したのち、巻き戻したシートバーのエッジ部を加熱し、(Ar3変態点+50°C) 〜(Ar3変態点-50°C) を圧延終了温度とする仕上げ圧延を行い、次いで、圧延終了後2sec 以上空冷したのち、ホットラン冷却において上、下のうちの少なくとも一方の冷却水が鋼板のエッヂ部を直撃しないようにマスキングしながら、平均冷却速度100°C/sec 以下で水冷し、600 〜750°Cで巻取り、その後、酸洗を経て、圧下率80〜98%で冷間圧延し、再結晶温度以上で焼鈍することを特徴とする絞り成形性に優れる缶用鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12
FI (3件):
C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/12
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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