特許
J-GLOBAL ID:200903070136682176

繊維複合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-016260
公開番号(公開出願番号):特開平6-226740
出願日: 1993年02月03日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 繊維複合体の不要物を再生利用しかつ再生前の繊維複合体と同程度の強度をうる。【構成】 ガラス繊維と熱可塑性樹脂とからなりガラス繊維含有率が20〜60重量%である芯材層、熱可塑性樹脂発泡体層及び熱可塑性樹脂表皮層を一体的に備えている再生用繊維複合体を粉砕して得られた粉砕物Aを再生フィルムに成形し、再生フィルムをガラス繊維主体マット状物の片面に積層し、この積層物を加熱加圧圧縮して再生フィルム中の熱可塑性樹脂を溶融し、これをマット状物に含浸した後解圧して積層物を厚さ方向に真空吸引し、芯材Bを得てこれを加熱し、芯材Bに熱可塑性樹脂表皮付きの熱可塑性樹脂発泡体を積層して両者を加圧一体化し、かつ上記すべての熱可塑性樹脂が同一または同系とし、芯材Bに対する粉砕物Aの割合が10〜40重量%となるようにする。
請求項(抜粋):
無機繊維と熱可塑性樹脂とからなり無機繊維含有率が20〜60重量%である芯材層、熱可塑性樹脂発泡体層及び熱可塑性樹脂表皮層を一体的に備えている再生用繊維複合体を粉砕して得られた粉砕物(A)をフィルムに成形して再生フィルムを得る工程と、得られた再生フィルムを無機繊維を主体とするマット状物の両面のうち少なくとも片面に積層する工程と、この積層物を加熱加圧圧縮して再生フィルム中の熱可塑性樹脂を溶融してこれをマット状物に含浸する工程と、その後解圧し、含浸樹脂が溶融状態にあるうちに積層物を厚さ方向に引っぱって膨らませ、芯材(B)を得る工程と、得られた芯材(B)を加熱し、これに、熱可塑性樹脂発泡体に熱可塑性樹脂表皮が積層されてなる積層体の該発泡体側を積層して両者を加圧一体化する工程とを含み、かつ上記すべての熱可塑性樹脂が同一または同系であり、芯材(B)に対する粉砕物(A)の割合が10〜40重量%であることを特徴とする繊維複合体の製造方法。
IPC (7件):
B29B 11/04 ,  B29D 9/00 ,  B32B 5/28 101 ,  B32B 27/06 ,  B29K105:04 ,  B29K105:08 ,  B29K105:26
引用特許:
審査官引用 (44件)
  • 繊維複合体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-317082   出願人:積水化学工業株式会社
  • 特開平1-165431
  • 熱成形性芯材およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-000870   出願人:積水化学工業株式会社
全件表示

前のページに戻る