特許
J-GLOBAL ID:200903070147824479

医療用画像の領域抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-152523
公開番号(公開出願番号):特開2002-345807
出願日: 2001年05月22日
公開日(公表日): 2002年12月03日
要約:
【要約】【課題】 医療用に撮像された画像から所定の生体部位の領域を一意的に安定して抽出できるようにし、特には、造影剤を用いたCT画像からの肝臓領域の抽出作業を自動化して、抽出作業の効率を高める。【解決手段】 腹部を撮影したCT画像から、撮影時相の相異なる第1時相の画像系列と、第2時相の画像系列を用いて、第1時相の画像データのCT値をX軸に、第2時相の画像データのCT値をY軸にとった2次元特徴空間を考える。この空間において、2つの時相の画像で同一位置にある各画素についての2次元ヒストグラムを求め、これを肝臓領域に対応した画素の標本分布とみなす。この標本分布に2変量正規分布関数を適用して、肝臓領域全体に対応した画素の母体分布を推定し、この母体分布に基づき肝臓領域に対応した画素のCT値範囲を推定する。
請求項(抜粋):
医療用に撮像された画像から所定の生体部位の領域を抽出する医療用画像の領域抽出方法において、前記生体部位の略同一の領域が相異なる測定状態の下で撮像された複数の前記画像のデータから、該各画像間で対応した位置にあるそれぞれの画素について、画像別に定めた所定の特徴に関する測定値を求め、該画像別の特徴を各座標軸とした多次元の特徴空間において、前記特徴別の測定値を各座標値とした、前記生体部位の領域に関連した前記各画素の標本分布を求めると共に、該標本分布に対して前記画像別の特徴間の相関度を考慮した分布関数を適用して、前記生体部位に属する所定の組織の領域に対応した母体分布の範囲を推定し、前記各画像において、前記母体分布範囲内に含まれる前記画素の集合領域を、前記組織の領域に対応している領域として抽出することを特徴とする医療用画像の領域抽出方法。
IPC (4件):
A61B 6/03 360 ,  A61B 5/055 ,  G06T 1/00 290 ,  G06T 7/00 250
FI (4件):
A61B 6/03 360 D ,  G06T 1/00 290 B ,  G06T 7/00 250 ,  A61B 5/05 380
Fターム (60件):
4C093AA16 ,  4C093AA22 ,  4C093AA24 ,  4C093AA26 ,  4C093BA07 ,  4C093CA16 ,  4C093CA18 ,  4C093DA01 ,  4C093DA02 ,  4C093DA03 ,  4C093DA04 ,  4C093FD03 ,  4C093FD08 ,  4C093FD09 ,  4C093FF15 ,  4C093FF17 ,  4C093FF19 ,  4C093FF28 ,  4C093FF34 ,  4C093FG01 ,  4C096AA11 ,  4C096AB38 ,  4C096AC05 ,  4C096AD14 ,  4C096DC18 ,  4C096DC21 ,  4C096DC28 ,  4C096DC33 ,  5B057AA09 ,  5B057CA01 ,  5B057CA02 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB01 ,  5B057CB02 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB20 ,  5B057DA08 ,  5B057DA12 ,  5B057DA17 ,  5B057DB02 ,  5B057DB05 ,  5B057DB06 ,  5B057DB09 ,  5B057DC23 ,  5B057DC32 ,  5L096AA02 ,  5L096AA03 ,  5L096AA06 ,  5L096BA06 ,  5L096BA13 ,  5L096CA04 ,  5L096FA14 ,  5L096FA37 ,  5L096GA08 ,  5L096GA59 ,  5L096HA01 ,  5L096JA11
引用特許:
審査官引用 (1件)

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