特許
J-GLOBAL ID:200903070191813778

内燃機関の異常検出装置および異常検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  武藤 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-193590
公開番号(公開出願番号):特開2009-029212
出願日: 2007年07月25日
公開日(公表日): 2009年02月12日
要約:
【課題】出力軸が電動発電機の回転軸と機械的に結合された内燃機関の気筒異常を正確に検出可能な内燃機関の異常検出装置および異常検出方法を提供する。【解決手段】エンジン150のクランクシャフト156は、ダンパ157を介してプラネタリギヤ120のキャリア軸127に連結される。ダンパ157は、クランクシャフト156とキャリア軸127とが相対回転したときにその相対回転を抑制するための弾性力を発生するトーション部材を含む。制御装置180は、エンジン回転数センサの検出値から算出されたクランクシャフト156の回転角加速度を用いてエンジントルクを推定演算するとともに、その推定演算したエンジントルクを、ダンパ157の捻れ角度を基に算出したダンパ157の弾性力からなる補正項によって補正する。そして、制御装置180は、補正後の推定エンジントルクに基づいてエンジン150の異常を診断する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関および電動発電機を動力源として駆動軸に動力を出力する動力出力装置において前記内燃機関の異常を検出する前記内燃機関の異常検出装置であって、 前記動力出力装置は、 前記内燃機関からの動力を受ける入力軸、前記電動発電機の回転軸および前記駆動軸を機械的に結合するとともに、前記内燃機関からの動力を前記電動発電機および前記駆動軸に機械的に分配するように構成された動力分割機構と、 前記内燃機関の出力軸および前記入力軸の間に結合され、前記内燃機関の出力軸と前記入力軸との相対回転を抑制しながら動力を伝達するためのダンパとを含み、 前記内燃機関の異常検出装置は、 前記内燃機関の出力軸の回転角加速度に基づいて前記内燃機関の出力トルクを推定演算するトルク推定手段と、 前記ダンパが前記内燃機関の出力軸と前記入力軸との相対回転を抑制するように前記内燃機関の出力軸に付与する弾性力を算出し、その算出された前記ダンパの弾性力に基づいて前記推定演算された前記内燃機関の出力トルクを補正するトルク補正手段と、 補正された前記内燃機関の出力トルクに基づいて前記内燃機関の異常を診断する異常診断手段とを備える、内燃機関の異常検出装置。
IPC (6件):
B60W 10/06 ,  B60W 20/00 ,  F02D 45/00 ,  B60K 6/445 ,  B60K 6/24 ,  B60K 6/365
FI (6件):
B60K6/20 310 ,  F02D45/00 345A ,  B60K6/04 553 ,  B60K6/24 ,  B60K6/365 ,  F02D45/00 364A
Fターム (14件):
3G384AA28 ,  3G384BA02 ,  3G384BA43 ,  3G384DA38 ,  3G384DA42 ,  3G384DA44 ,  3G384EC09 ,  3G384ED05 ,  3G384FA06Z ,  3G384FA54Z ,  3G384FA56Z ,  3G384FA58Z ,  3G384FA71Z ,  3G384FA73Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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