特許
J-GLOBAL ID:200903070192414052

低非線形係数を有するWDM伝送用光ファイバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-174298
公開番号(公開出願番号):特開2000-162461
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 実効断面積の全体的な増加は達成しつつ、光フィールドが比較的大きな強さを持つファイバ断面領域におけるドーパントの影響により非線形係数γにおける最適な低減を達成できること。【解決手段】 内部コアにおける屈折率の増加した領域を持つ屈折率特性と、内部コアの屈折率を越える屈折率を持つ内部コアから半径方向外方に配置された環状領域と、内部コアと環状領域間の断面領域における少なくとも小さいドーパント成分の領域とを有する光伝送ファイバ。低い損失のクラッド層が内部コアを包囲する。かかる区切られたコア特性を持つ光伝送ファイバが、高い効率領域、低い非線形係数、ゼロでない分散、および比較的平坦な分散勾配を提供する。
請求項(抜粋):
光伝送システムにおいて使用される低い非線形係数γと高い実効断面積とを有する光伝送ファイバであって、第1の最大屈折率差Δn1と屈折率分布αと半径r1とを持つガラス内部コアと、前記内部コアを半径方向に包囲し、前記最大屈折率差Δn1より小さい屈折率差Δn2を持ち、かつ外側半径r2を持つ第1のガラス層と、前記第1のガラス層を半径方向に包囲し、前記最大屈折率差Δn1より大きい第2の最大屈折率差Δn3を持ち、かつ幅wを持つ第2のガラス層とを含むコア領域と、前記コア領域を包囲する低損失のクラッドとを含み、前記非線形係数γが約2W-1km-1より小さい光伝送ファイバにおいて、前記屈折率差Δn2が、前記第2の最大屈折率差Δn3の10%より絶対値において少ないことを特徴とする光伝送ファイバ。
IPC (2件):
G02B 6/18 ,  G02B 6/22
FI (2件):
G02B 6/18 ,  G02B 6/22
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
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