特許
J-GLOBAL ID:200903070520429682

自動変速機のクリープ防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-314656
公開番号(公開出願番号):特開平10-159967
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 摩擦要素作動圧を初期設定圧まで急減させ、以後は漸減させる、ショック対策をしたクリープ防止に際し、初期設定圧を常時適切なものにする。【解決手段】 クリープ防止開始時t1 のエンジン回転数Ne が実線のように基準エンジン回転数で、且つ、基準油温である時、クラッチ作動圧PC を実線で示す如く、制御開始時t1 の基準エンジン回転数および基準油温に対応した初期設定圧PS まで急減させ、以後、一定の作動応答時間ta をかけて一定勾配αで漸減させてフォワードクラッチをスリップ開始させる。エンジン回転数が2点鎖線で示すように基準より高い時や、作動油温が基準より低い時は、これらに起因してクラッチのスリップ開始に要する油圧が高くなるのに呼応して、作動圧PC を2点鎖線で示すように高め、狙い通りのクリープ防止を実現する。
請求項(抜粋):
流体伝動装置を介してエンジンの回転を入力され、複数の摩擦要素の選択的油圧作動により選択された変速段で、エンジン回転を変速して出力する自動変速機に用いられ、前記流体伝動装置によるクリープトルクの伝達を低減するために、前記作動中の摩擦要素の作動油圧を、先ず初期設定圧まで急減させ、以後一定時間をかけて一定勾配で漸減させることにより、該摩擦要素をスリップ状態にするようにした自動変速機のクリープ防止装置において、クリープ防止開始時におけるエンジン回転数の高低に応じ、前記初期設定圧を上下させるよう構成したことを特徴とする自動変速機のクリープ防止装置。
IPC (3件):
F16H 61/20 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:72
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 自動変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-139212   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 特開昭61-197845
  • 自動変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-290571   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 自動変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-139212   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 特開昭61-197845
  • 自動変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-290571   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
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