特許
J-GLOBAL ID:200903070823200092

表面プラズモンセンサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139621
公開番号(公開出願番号):特開平11-326194
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 表面プラズモンセンサーにおいて、全反射解消角θSPを精度良く、しかも大きなダイナミックレンジで測定可能とする。【解決手段】 プリズム10と、その一面に形成されて試料11に接触させられる金属膜12と、光ビーム13を発生させる光源14と、光ビーム13をプリズム10に通し、プリズム10と金属膜12との界面10aに対して種々の入射角が得られるように入射させる光学系15と、界面10aで全反射した光ビーム13を検出する光検出手段とを備えてなる表面プラズモンセンサーにおいて、複数の受光素子が所定方向に並設されてなる光検出手段17を、界面10aにおいて種々の反射角で全反射した光ビーム13の成分をそれぞれ異なる受光素子が受光する向きに配し、上記各受光素子が出力する光検出信号を微分手段18により受光素子の並設方向に関して微分し、演算手段20により、それらの微分値に基づいて、界面10aでの反射光強度が極小値を取る反射角θSPを求める。
請求項(抜粋):
プリズムと、このプリズムの一面に形成されて、試料に接触させられる金属膜と、光ビームを発生させる光源と、前記光ビームを前記プリズムに通し、該プリズムと金属膜との界面に対して、全反射角を含む種々の角度で入射する成分が含まれるように、この光ビームを該界面で集束させる光学系と、複数の受光素子が所定方向に並設されてなり、前記界面において種々の反射角で全反射した光ビームの成分をそれぞれ異なる受光素子が受光する向きにして配設された光検出手段と、この光検出手段の各受光素子が出力する光検出信号を、該受光素子の並設方向に関して微分する微分手段と、この微分手段による微分値に基づいて、前記界面での反射光強度が極小値を取る反射角を求める演算手段とを備えてなる表面プラズモンセンサー。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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