特許
J-GLOBAL ID:200903070874234420

OFDM受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-127949
公開番号(公開出願番号):特開2001-313622
出願日: 2000年04月27日
公開日(公表日): 2001年11月09日
要約:
【要約】【課題】 ガード期間の相関を用いて受信したOFDM信号の伝送モードを検出する場合にモード誤検出を防ぐと共に、モード検出時間の短縮を図る。【解決手段】 モード判定回路110において、各伝送モード間のガード相関振幅を比較する際に、相関振幅形状判定回路109にて1シンボル期間の相関振幅形状が予めモード毎に想定される形状と一致している場合のみ比較判定を行うため、伝送モードの誤検出が少なくなる。また、全モードの相関振幅波形が無効である状態が続いた場合には、受信不可能と判定し、その判定結果を出力するため、受信信号の復調結果を判定する場合に比べて、高速に入力信号が受信不可能であることを検出できるようになる。これにより、複数のチャンネルについて伝送モードを検出する際に、受信不可能なチャンネルを高速にスキップすることが可能となり、全体としてのモード検出の時間を短くすることが可能となる。
請求項(抜粋):
ガード期間及び有効シンボル期間が異なる、予め既知の複数の伝送シンボル長モードを有するOFDM(直交周波数分割多重)信号を受信するOFDM受信装置において、前記複数の伝送シンボル長モードそれぞれについて、受信したOFDM信号のガード期間の相関振幅を検出するガード相関検出手段と、このガード相関検出手段で検出される各伝送シンボル長モードにおける1シンボル期間内の相関振幅のピークを検出する相関振幅ピーク検出手段と、前記ガード相関検出手段で検出される各伝送シンボル長モードにおける1シンボル期間内の相関振幅形状の正否を判定する相関振幅形状判定手段と、前記複数の伝送シンボル長モードそれぞれにおける前記相関振幅ピーク検出手段の検出結果及び相関振幅形状判定手段の判定結果から、受信したOFDM信号の伝送シンボル長モードを判定する伝送モード判定手段とを具備し、前記伝送モード判定手段では、前記相関振幅形状判定手段で相関振幅形状が正しいと判定され、かつ前記相関振幅ピーク検出手段で得られる各伝送シンボル長モードにおける相関振幅ピーク値の中で最も相関が大きな伝送シンボル長モードを受信したOFDM信号のモードとして判定出力することを特徴とするOFDM受信装置。
Fターム (4件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • OFDM信号復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-135156   出願人:株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所
  • OFDM受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-358799   出願人:株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所, 株式会社東芝
  • OFDM送信装置及び受信装置とOFDM送信方法及び受信方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-126878   出願人:株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所, 株式会社東芝
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