特許
J-GLOBAL ID:200903071122551245

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-359444
公開番号(公開出願番号):特開2000-179559
出願日: 1998年12月17日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】転がり軸受の長寿命化を図る。【解決手段】内輪に浸炭窒化等の表面処理を施すことにより、内輪及び転動体間の摩擦係数が外輪及び転動体間の摩擦係数に対して相対的に小さくなり、ころ軸受ではスキュー、玉軸受ではスピン等の軸受の不規則な挙動を抑え、粗さを粗くしないことで油膜パラメータを大きくして寿命低下を防ぎ、内輪に圧縮残留応力を与えて内輪割れ強度を向上し、最大接触面圧が大きい内輪に浸炭窒化等の表面処理を施すことにより表面硬さを大きくして転がり疲労寿命を長寿命化する。また、外輪の基地の炭素含有量を少なくすれば、粒界酸化や炭素偏析による水素脆性の影響が小さくなるので、水混入下での短寿命、即ち固定輪フレーキングの発生を防止する。
請求項(抜粋):
内輪と外輪との間に転動体を配置し、潤滑剤で潤滑されて使用される転がり軸受において、外輪及び転動体間の摩擦係数に対する内輪及び転動体間の摩擦係数の比が0.8より大きく且つ1.0未満であり、下記で表す内輪及び転動体間の油膜パラメータが0.8より大きく、外輪及び転動体間の油膜パラメータが4.0未満であることを特徴とする転がり軸受。油膜パラメータ:Λ=hmin /(R1rms2 +R2rms2 )1/2hmin :Dowson-Higginson,Hamrock-Dowsonの式で計算した最小油膜厚さR1rms:軌道輪の軌道面自乗平均粗さR2rms:転動体の転動面自乗平均粗さ
Fターム (17件):
3J101AA02 ,  3J101AA12 ,  3J101AA15 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101BA70 ,  3J101DA02 ,  3J101EA02 ,  3J101EA03 ,  3J101FA02 ,  3J101FA15 ,  3J101FA31 ,  3J101FA60 ,  3J101GA11 ,  3J101GA34 ,  3J101GA35 ,  3J101GA60
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-071544   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-216748   出願人:日本精工株式会社
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-098926   出願人:日本精工株式会社
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