特許
J-GLOBAL ID:200903071622249677

車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-034317
公開番号(公開出願番号):特開平11-129878
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の制動制御装置において、リザーバ内のブレーキ液をポンプによって適宜排出し、確実に液圧制御を行なう。【解決手段】 液圧ポンプHPによってマスタシリンダMCのブレーキ液をモジュレータMDを介してホイールシリンダWfrに吐出すると共に、ホイールシリンダのブレーキ液をモジュレータを介してリザーバRSに貯蔵するブレーキ液圧制御装置BCを備え、リザーバと液圧ポンプの吸込側との間に逆止弁CVを介装する。更に、常開の第1の開閉弁SCと常閉の第2の開閉弁SIを設け、第1の開閉弁は、自動加圧時に閉位置とし、マスタシリンダとモジュレータとの連通を遮断する。第2の開閉弁は、液圧モードとして急増圧モードを選択したとき、及びパルス増圧モードを選択したときの増圧時にのみ開位置とし、液圧ポンプの吸込側をマスタシリンダに連通する。
請求項(抜粋):
車両の前方及び後方の各車輪に対し少くともブレーキペダルの操作に応じて制動力を付与するブレーキ液圧制御装置と、該ブレーキ液圧制御装置を制御し、前記車両の少くとも一つの車輪に対する制動力を制御する制動制御手段とを備えた車両の制動制御装置において、前記ブレーキ液圧制御装置が、前記車両の各車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、前記ブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液を昇圧しマスタシリンダ液圧を出力するマスタシリンダと、該マスタシリンダと前記ホイールシリンダとの間に介装し前記制動制御手段が選択した急増圧モード、パルス増圧モード、パルス減圧モード、急減圧モード及び保持モードの何れかの液圧モードに応じて前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を調整するモジュレータと、該モジュレータを介して前記ホイールシリンダに対し昇圧したブレーキ液を吐出する液圧ポンプと、前記モジュレータを介して前記ホイールシリンダから排出したブレーキ液を貯蔵するリザーバと、前記マスタシリンダと前記モジュレータとを連通接続する液圧路を開閉する常開の第1の開閉弁と、前記マスタシリンダと前記液圧ポンプの吸込側とを連通接続する液圧路を開閉する常閉の第2の開閉弁と、前記モジュレータを前記リザーバに連通接続する接続点と前記第2の開閉弁を前記液圧ポンプの吸込側に連通接続する接続点との間に介装し、前記液圧ポンプ方向へのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを制限する逆止弁とを備えて成り、前記制動制御手段により前記モジュレータを調整するときには前記液圧ポンプを継続して駆動すると共に、前記液圧モードとして急増圧モードを選択したとき、及びパルス増圧モードを選択したときの増圧時にのみ第2の開閉弁を開位置とする駆動手段を具備したことを特徴とする車両の制動制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/48 ,  B60T 8/58
FI (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/48 ,  B60T 8/58 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表平6-510968
  • 車両挙動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-247948   出願人:日産自動車株式会社
  • ブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-190743   出願人:トヨタ自動車株式会社
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