特許
J-GLOBAL ID:200903071867274308

非侵襲性近赤外分光法における多重スペクトル分析のための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-028798
公開番号(公開出願番号):特開2002-236097
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】 種々のバックグラウンドマトリックスを有し、そしてさらに実質的な成分干渉をおそらく有するサンプル中に存在する分析物の濃度を決定する方法および分光光度装置を提供すること。【解決手段】 本方法は、概して以下の工程を包含する方法を提供する:(1)近赤外領域におけるいくつかの異なる非重複の波長領域を同定する工程であって、これらの波長領域は、分析物濃度と高い相関性を有する;(2)これらの領域を含む入射光でサンプルを照射し、サンプル構成成分との相互作用によりスペクトル的に減衰される放射光を得る工程;(3)スペクトル的に減衰された放射光を検出する工程;(4)非重複の波長領域における波長にて、スペクトル的に減衰された放射光の強度を測定する工程;および(5)該測定を相関させて、分析物の濃度を示唆する値を得る工程。
請求項(抜粋):
サンプル中の分析物濃度を決定するための装置であって、以下:(a)該サンプルを入射光で照射するための手段であって、該入射光が、複数の、異なる、非重複の近赤外の波長の領域を含む、手段;(b)該サンプルから出現する反射光を集め、そして該反射光を第1および第2光路に向けるための手段であって、ここで、該第1光路が、波長の第1領域からの放射光を含む、手段;(c)該第1光路に配置される第1フィルター手段であって、ここで、該第1フィルター手段が、該分析物濃度と実質的に相関性のない放射光を選択的に通過し得る、手段;(d)該第1フィルター手段から出現する選択的に通過された放射光を受容するための第1検出手段、および該放射光を、該放射光の強度を表示するシグナルに変換するための手段;(e)該第2光路に配置される調整可能なフィルター手段であって、ここで、該調整可能なフィルター手段が、該第2光路における該放射光の強度を減衰する、手段;(f)該調整可能なフィルター手段から出現する、減衰された放射光を受容し得、そしてそこから1以上の独立した波長を選択的に通過し得る、主要分析物フィルター手段であって、該1以上の独立した波長が、該分析物濃度に特異的に相関する、手段;(g)該主要分析物フィルター手段から出現する該1以上の別々の波長を受容し得、そして各独立した波長の強度をそれぞれ減衰し得る、第2フィルター手段;(h)該第2フィルターから出現する該減衰された別々の波長を受容するための第2検出手段、および;(i)該検出波長を、該波長の強度を表示するシグナルに変換するための手段、を備える、装置。
IPC (2件):
G01N 21/35 ,  A61B 5/145
FI (2件):
G01N 21/35 Z ,  A61B 5/14 310
引用特許:
審査官引用 (13件)
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