特許
J-GLOBAL ID:200903071896713043

光重合のための酸安定性硼酸塩

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-329224
公開番号(公開出願番号):特開平9-188686
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 酸含有媒体中で安定である高反応性硼酸塩光開始剤化合物、これらの化合物よりなる光重合性組成物、および光重合のための開始剤としての該化合物の使用方法を提供する。【解決手段】次式(I)で表される化合物により課題が解決される。【化1】(R1 、R3 、R4 :2,6-ジフルオロフェニル基、R2 :ブチル基、G:陽イオンを形成し得る基、また芳香族基R2 、R3 およびR4 についての置換基のハメットσ値(Σσ)の合計は+0.72である)
請求項(抜粋):
次式(I)で表される化合物。【化1】(式中、R1 は炭素原子数1ないし20のアルキル基、炭素原子数3ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数2ないし8のアルケニル基、フェニル-炭素原子数1ないし6のアルキル基もしくはナフチル-炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し、ここで該炭素原子数1ないし20のアルキル基、炭素原子数3ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数2ないし8のアルケニル基、フェニル-炭素原子数1ないし6のアルキル基もしくはナフチル-炭素原子数1ないし3のアルキル基は1もしくはそれよりも多くの基O、S(O)P もしくはNR5 で中断され得るか、または該炭素原子数1ないし20のアルキル基、炭素原子数3ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数2ないし8のアルケニル基、フェニル-炭素原子数1ないし6のアルキル基もしくはナフチル-炭素原子数1ないし3のアルキル基は未置換もしくは炭素原子数1ないし12のアルキル基、OR6 、R7 S(O)P 、R7 S(O)2 O、NR8 R9 、SiR10R11R12、BR13R14もしくはR15R16P(O)q で置換されており、R2 、R3 およびR4 は互いに独立してフェニル基もしくはビフェニル基を表し、ここで該フェニル基またはビフェニル基は、未置換であるかまたは未置換もしくはOR6 -で、NR8 R9 -でもしくはハロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12のアルキル基、OR6 、R7 S(O)P 、R7 S(O)2 O、R8R9 NS(O)2 、NR8 R9 、NR8 R9 CO、次式【化2】で表される基で置換されており、芳香族基R2 、R3 およびR4 についての置換基のハメットσ値(Σσ)の合計は+0.36ないし+2.58であり、XはO、SもしくはNR21を表し、R5 は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で1ないし5回置換されたフェニル-炭素原子数1ないし6のアルキル基を表すか、または未置換もしくは炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で1ないし5回置換されたフェニル基を表し、R6 およびR7 は未置換もしくはハロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で1ないし5回置換されたフェニル-炭素原子数1ないし6のアルキル基を表すか、または未置換もしくは炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で1ないし5回置換されたフェニル基を表し、R8 、R9 、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は互いに独立して炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし12のシクロアルキル基、未置換もしくは炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で1ないし5回置換されたフェニル-炭素原子数1ないし6のアルキル基を表すか、または未置換もしくは炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で1ないし5回置換されたフェニル基を表すか、またはR8 およびR9はそれらが結合するN原子と一緒になって他のヘテロ原子として酸素原子もしくは硫黄原子をさらに含有し得る6員脂肪族環を形成し、R17、R18、R19およびR20は互いに独立して水素原子、未置換もしくは炭素原子数1ないし12のアルコキシ基で置換された炭素原子数1ないし12のアルキル基、フェニル基もしくはフェニル-炭素原子数1ないし6のアルキル基を表し、ここで該フェニル基もしくはフェニル-炭素原子数1ないし6のアルキル基は未置換であるかまたは炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で1ないし5回置換されており、pは0ないし2の数を表し、rは0ないし5の数を表し、R21は水素原子もしくは炭素原子数1ないし12のアルキル基を表し、R22、R22a 、R23およびR24は互いに独立して水素原子、未置換もしくは炭素原子数1ないし12のアルコキシ基で、OHでもしくはハロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12のアルキル基を表すか、または未置換もしくは炭素原子数1ないし12のアルコキシ基で、OHでもしくはハロゲン原子で置換されたフェニル基を表し、qは0もしくは1を表し、およびGは陽イオンを形成し得る基を表す。)
IPC (5件):
C07F 5/02 ,  C08F 2/46 MDH ,  C08F 4/52 MEY ,  C09B 69/02 ,  G03F 7/029
FI (5件):
C07F 5/02 A ,  C08F 2/46 MDH ,  C08F 4/52 MEY ,  C09B 69/02 ,  G03F 7/029
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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