特許
J-GLOBAL ID:200903072154835985

低温靱性および溶接性に優れた高強度電縫鋼管用熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-016432
公開番号(公開出願番号):特開2001-207220
出願日: 2000年01月26日
公開日(公表日): 2001年07月31日
要約:
【要約】【課題】 設備的な制約なしに、通常の熱延工場でも容易に実施が可能な、低温靱性および溶接性に優れた高強度電縫綱管用熱延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 質量百分率で、C:0.01〜0.10%、Si:0.3 %以下、Mn:0.5 〜2.0 %、P:0.03%以下、S:0.005 %以下、N:0.005 %以下およびNb:0.01〜0.1 %を、次式、5≦Mn/Si≦8を満足する範囲において含有し、残部は実質的にFeの組成になる鋼片を、1100〜1250°Cに加熱後、1100°C以上で行う最初の圧延の圧下率:15〜30%、1000°C以上での合計圧下率:60%以上、最終圧延の圧下率:15〜30%の条件下で粗圧延を行った後、5°C/s以上の冷却速度で、鋼板の表層部をAr3点以下まで冷却し、ついで復熱または強制加熱により、表層部の温度が(Ac3-40°C)〜(Ac3+40°C)となった時点で仕上圧延を開始し、950 °C以下での合計圧下率:60%以上、圧延終了温度:Ar3点以上の条件で仕上圧延を終了し、この仕上圧延終了後2秒以内に冷却を開始し、10°C/s以上の速度で 600°C以下まで冷却し、 600〜350 °Cの温度範囲で巻き取る。
請求項(抜粋):
質量百分率でC:0.01〜0.10%、Si:0.3 %以下、Mn:0.5 〜2.0 %、P:0.03%以下、S:0.005 %以下、N:0.005 %以下およびNb:0.01〜0.1 %を、次式(1)5≦Mn/Si≦8 --- (1)を満足する範囲において含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる鋼片を、1100〜1250°Cに加熱後、熱間圧延に際し、1100°C以上で行う最初の圧延の圧下率:15〜30%、1000°C以上での合計圧下率:60%以上、最終圧延の圧下率:15〜30%の条件下で粗圧延を行ったのち、5°C/s以上の冷却速度で、鋼板の表層部(板厚の2〜5%の領域)をAr3点以下まで冷却し、ついで復熱または強制加熱により、表層部の温度が(Ac3-40°C)〜(Ac3+40°C)となった時点で仕上圧延を開始し、950 °C以下での合計圧下率:60%以上、圧延終了温度:Ar3点以上の条件で仕上圧延を終了し、この仕上圧延終了後2秒以内に冷却を開始し、10°C/s以上の速度で 600°C以下まで冷却し、 600〜350 °Cの温度範囲で巻取ることを特徴とする、低温靱性および溶接性に優れた高強度電縫鋼管用熱延鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58
FI (5件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58
Fターム (23件):
4K032AA04 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA01 ,  4K032BA03 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CC03 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03 ,  4K032CE01 ,  4K032CF03
引用特許:
出願人引用 (5件)
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