特許
J-GLOBAL ID:200903072490622051

非侵襲性近赤外分光法における多重スペクトル分析のための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-527784
公開番号(公開出願番号):特表平11-506207
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】近赤外領域での多重スペクトル分析を用いてサンプル中に存在する分析物濃度を決定する方法および装置が記載される。約1100〜3500nmの範囲における、複数の、異なる、非重複の波長領域を含む入射光が、サンプルをスキャンするために使用される。サンプルから出現する拡散的反射光が検出され、そして分析物濃度を示唆する値が、ケモメトリック技術の適用により得られる。波長のそれぞれの非重複領域から得られる情報は、バックグラウンド干渉を除くために、相互相関され得る。
請求項(抜粋):
サンプル中の分析物濃度を決定するための装置であって、以下を備える装置: (a)該サンプルを入射光で照射するための手段であって、該入射光が、近赤外スペクトルにおける波長のスペクトル領域であって、複数の、異なる、非重複のスペクトル領域を含む、手段; (b)該サンプルから出現する反射光を集め、そして該反射光を第1および第2光路に向けるための手段であって、ここで、該第1光路が、波長の第1スペクトル領域からの放射光を含む、手段; (c)該第1光路に配置される第1フィルター手段であって、ここで、該第1フィルター手段が、該分析物濃度と実質的に相関性のない放射光を選択的に通過し得る、手段; (d)該第1フィルター手段から出現する選択的に通過された放射光を受容し、そして、該放射光を、該放射光の強度を表示するシグナルに変換するための第1検出手段; (e)該第2光路に配置される調整可能なフィルター手段であって、ここで、該調整可能な手段が、該第2光路における該放射光の強度を減衰する、手段; (f)該調整可能なフィルター手段から出現する、減衰された放射光を受容し得、そしてそこから1以上の別々の波長を選択的に通過し得る、主要分析物フィルター手段であって、該1以上の別々の波長が、該分析物濃度に特異的に相関する、手段; (g)該主要分析物フィルター手段から出現する該1以上の別々の波長を受容し得、そして該別々の波長の強度をそれぞれ減衰し得る、第2フィルター手段;および (h)該第2フィルターから出現する該減衰された別々の波長を受容し、そして該検出波長を、該波長の強度を表示するシグナルに変換するための第2検出手段。
IPC (3件):
G01N 21/35 ,  A61B 5/14 310 ,  G01N 33/483
FI (3件):
G01N 21/35 Z ,  A61B 5/14 310 ,  G01N 33/483 C
引用特許:
審査官引用 (9件)
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