特許
J-GLOBAL ID:200903072504362236

転がり軸受クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 勇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-169216
公開番号(公開出願番号):特開平8-338443
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 クラッチをオフする際にねじり戻し動作を行う必要がなく、又トルク負荷中にクラッチをオフすることができる転がり軸受クラッチを提供する。【構成】 ローラ4の軸線方向から見たローラ4と外輪3及び内輪2の軌道面5,6との少なくともいずれか一方の接触部の転がり接触角を、当該接触部の静止摩擦係数に対応する摩擦角よりも大きい値に設定して内外輪2,3をロック方向に相対回転させた場合にローラ4を内輪2と外輪3の軌道面5,6との接触部ですべることを可能とし、内輪2と外輪3の軌道面5,6を互いに接近させるための押圧手段を設け、内外輪2,3をロック方向に相対回転させた状態でピストン12で押圧することにより内外輪2,3をロックしてクラッチ1をオンとし、ピストン12の押圧を解除することによりローラ4を内輪2と外輪3の軌道面5,6との接触部ですべらせてクラッチ1をオフとするように構成した。
請求項(抜粋):
内輪と、外輪と、内輪外周と外輪内周の軌道面間に介装される多数のローラとを備え、前記ローラは内外輪の中心軸に対して所定のねじれ角(β)でもって傾斜配置され、内輪及び外輪の軌道面を前記ローラを中心軸に対して回転させた際の回転軌跡である双曲面形状とし、内外輪を一方向に相対回転させる場合にはロックし、逆方向には自由に相対回転するように構成した転がり軸受クラッチにおいて、前記ローラの軸線方向から見たローラと外輪及び内輪の軌道面との少なくともいずれか一方の接触部の転がり接触角を、当該接触部の静止摩擦係数に対応する摩擦角よりも大きい値に設定して前記内外輪をロック方向に相対回転させた場合にローラを内輪と外輪の軌道面との接触部ですべることを可能とし、前記内輪と外輪の軌道面を互いに接近させるための押圧手段を設け、前記内外輪をロック方向に相対回転させた状態で前記押圧手段で押圧することにより前記内外輪をロックしてクラッチをオンとし、前記押圧手段の押圧を解除することにより前記ローラを内輪と外輪の軌道面との接触部ですべらせてクラッチをオフとするように構成したことを特徴とする転がり軸受クラッチ。
IPC (2件):
F16D 25/02 ,  F16D 41/08
FI (2件):
F16D 25/02 ,  F16D 41/08 Z
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • オン-オフクラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-130085   出願人:株式会社テイエチケーメント研究所
  • 電磁制御一方クラツチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-191085   出願人:三木珍治
  • 特開昭60-034529
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審査官引用 (12件)
  • オン-オフクラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-130085   出願人:株式会社テイエチケーメント研究所
  • 電磁制御一方クラツチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-191085   出願人:三木珍治
  • 特開昭60-034529
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