特許
J-GLOBAL ID:200903072538084537
圧縮自己着火内燃機関
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-079030
公開番号(公開出願番号):特開2002-276368
出願日: 2001年03月19日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 ノッキングおよび不安定燃焼を回避しつつ、圧縮自己着火燃焼運転領域を高負荷および高回転側に安定的に拡大する。【解決手段】 燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁6は、少なくとも1回の圧縮行程中の燃料噴射と、該燃料噴射開始以前に終了する燃料噴射と、を含む1サイクル中に少なくとも2回の燃料噴射を行う。2回目の噴射で生成した混合気に点火プラグ7で点火して1段目の燃焼を行い、これによる燃焼室内の温度圧力上昇により周囲の混合気が圧縮自己着火することで2段目の燃焼を行う。ピストン4の冠面に1段目燃焼用の混合気を収めるボウル5を備える。ボウル5の容積は、その中に収められた混合気の1段目の燃焼により、周囲の混合気の圧縮着火を安定的に引き起こす容積より大きく、かつ周囲の混合気の急峻な燃焼に起因するノッキングを引き起こす容積より小さい。
請求項(抜粋):
燃焼室内に直接燃料を噴射する第1の燃料噴射装置と、点火栓とを備え、少なくとも1回の圧縮行程中の燃料噴射と、該燃料噴射開始以前に終了する燃料噴射と、を含む1サイクル中に少なくとも2回の燃料噴射を行い、最後の燃料噴射により生成された混合気に火花点火することで1段目の燃焼を行い、1段目の燃焼による燃焼室内の温度及び圧力上昇により周囲の混合気が圧縮自己着火することで2段目の燃焼を行う運転条件を持つ圧縮自己着火内燃機関において、火花点火により着火する混合気を収めるボウルをピストン冠面に備え、該ボウルの容積が、その中に収められる混合気の火花点火による1段目の燃焼により、周囲の混合気の圧縮着火を安定的に引き起こす第1の限界容積より大きく、かつ周囲の混合気の急峻な燃焼に起因するノッキングを引き起こす第2の限界容積より小さいことを特徴とする圧縮自己着火内燃機関。
IPC (3件):
F02B 11/00
, F02B 23/10
, F02F 3/26
FI (3件):
F02B 11/00 B
, F02B 23/10 D
, F02F 3/26 A
Fターム (9件):
3G023AA02
, 3G023AA06
, 3G023AB06
, 3G023AC05
, 3G023AD02
, 3G023AD09
, 3G023AD14
, 3G023AG01
, 3G023AG02
引用特許:
審査官引用 (10件)
-
スパークアシスト式自着火内燃機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-019160
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
ガソリン内燃機関
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-505413
出願人:フォードグローバルテクノロジーズインコーポレーテッド
-
特開平4-175437
-
内燃機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-195879
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
特開平4-058030
-
燃焼制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-261896
出願人:三菱自動車工業株式会社
-
内燃機関の燃焼制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-061925
出願人:日産自動車株式会社
-
筒内噴射型内燃機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-133430
出願人:三菱自動車工業株式会社
-
特開平4-183951
-
ディーゼル機関の燃焼制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-272071
出願人:三菱重工業株式会社
全件表示
前のページに戻る