特許
J-GLOBAL ID:200903072612035136
自動車の制動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-211540
公開番号(公開出願番号):特開2001-039283
出願日: 1999年07月27日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 車両の各車輪のブレーキロックを防止するためのABS制御と前後輪のブレーキバランスを適正化するためのEBD制御とを行うようにした制動装置Aを前輪駆動式車両に適用する場合に、ABS制御とEBD制御とを協調させて、車両の制動時にABS制御の開始が遅れることや誤制御による車両の挙動の不安定化を防止する。【解決手段】 EBD制御の開始後に設定時間Δtが経過したとき、EBD制御を中断して、左右の後輪のブレーキ液圧を強制的に低下させる(SD10)。少なくとも一方の後輪についてABS制御が開始されたとき、EBD制御を禁止する(SD12)。少なくとも一方の前輪についてABS制御が開始されたとき、EBD制御の開始を遅延させる(SD14)。ABS制御を正常に行えないときには、EBD制御の遅延や禁止は行わない。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に制動力を付加する制動手段と、車両の制動時に、各車輪に付加する制動力により該各車輪のスリップ状態が所定の目標状態に収束するように前記制動手段を作動制御するアンチスキッド制御手段と、車両の制動時に後輪の接地荷重の減少に応じて該後輪の制動力増大を規制するように前記制動手段を作動制御する後輪制動制御手段とを備えた自動車の制動装置において、車両は、左右の前輪のみを駆動する前輪駆動式車両であり、前記各車輪の回転速度をそれぞれ検出する回転速度検出手段と、少なくとも、前記回転速度検出手段により検出された左右少なくとも一方の後輪の回転速度に基づいて、車体速度を推定演算する車体速演算手段とが設けられ、前記アンチスキッド制御手段は、前記回転速度検出手段により検出された各車輪の回転速度と前記車体速演算手段により演算された推定車体速度とに基づいて、各車輪に付加する制動力を決定するものであり、前記後輪制動制御手段は、後輪の制動力増大を規制するときに、該後輪に付加する制動力を略保持するものであり、前記アンチスキッド制御手段により制動手段の制御が開始されたとき、前記後輪制動制御手段による制動手段の制御を抑制するように補正する補正制御手段を設けたことを特徴とする自動車の制動装置。
IPC (4件):
B60T 8/26
, B60T 8/28
, B60T 8/58
, B60T 8/88
FI (4件):
B60T 8/26 H
, B60T 8/28 A
, B60T 8/58 Z
, B60T 8/88
Fターム (34件):
3D045AA02
, 3D045BB37
, 3D045EE21
, 3D045FF42
, 3D045GG01
, 3D045GG05
, 3D045GG26
, 3D045GG28
, 3D046AA02
, 3D046BB01
, 3D046BB28
, 3D046BB31
, 3D046DD04
, 3D046FF09
, 3D046HH02
, 3D046HH07
, 3D046HH08
, 3D046HH16
, 3D046HH17
, 3D046HH23
, 3D046HH26
, 3D046HH36
, 3D046HH39
, 3D046HH46
, 3D046JJ00
, 3D046JJ04
, 3D046JJ06
, 3D046JJ07
, 3D046JJ21
, 3D046KK07
, 3D046LL41
, 3D046LL50
, 3D046MM02
, 3D046MM14
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
制動力配分制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-237850
出願人:トヨタ自動車株式会社
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アンチスキッド制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-210646
出願人:日産自動車株式会社
-
車両の制動制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-000820
出願人:マツダ株式会社
-
ブレーキ制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-294567
出願人:本田技研工業株式会社
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審査官引用 (4件)