特許
J-GLOBAL ID:200903072820816370

動画像符号化装置および動画像符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-019253
公開番号(公開出願番号):特開平11-220733
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】発生符号量の増大を招くことなく伝送路誤りによる影響を抑えられるようにし、画質の向上を図る。【解決手段】リフレッシュ判定回路1013は、イントラモードで符号化された各マクロブロック毎にそれが動きのある動領域に属するもののか、あるいは動きのない静止領域に属するのものかを判別し、この判別結果を基に次画面のリフレッシュ対象範囲を決定する。符号化対象のマクロブロックがリフレッシュ対象範囲に属するものであれば、リフレッシュ判定回路1013は、モード選択回路1012に対してイントラモードを指示する。このようにイントラ符号化されたマクロブロックの画面上の動きを考慮してリフレッシュ対象範囲を決めるという適用リフレッシュを行うことにより、発生符号量の増大を招くことなく伝送路誤りによる影響を抑えられるようになり、画質の向上を図ることが可能となる。
請求項(抜粋):
入力動画像信号をフレーム内符号化するイントラ符号化モードとフレーム間符号化するインター符号化モードと符号化を行わず前画面を表示に使用する非符号化モードを有する符号化手段と、この符号化手段の符号化モードを前記入力動画像信号の所定の画像領域毎に適応的に選択するモード選択手段と、画面内から動領域を検出し、その動領域からなるリフレッシュ対象範囲内の一部にリフレッシュのためのイントラ符号化領域が設定されるように、前記符号化手段の符号化モードを制御するリフレッシュ制御手段とを具備し、前記リフレッシュ制御手段は、前記符号化手段によってイントラ符号化モードで符号化された各イントラ符号化領域毎に、それが動領域と静止領域のどちらに属するかを判定する手段を有し、この判定結果に基づいて、動領域に属するイントラ符号化領域が前記リフレッシュ対象範囲内に包含され、静止領域に属するイントラ符号化領域が前記リフレッシュ対象範囲から除外されるように、リフレッシュ対象範囲を決定することを特徴とする動画像符号化装置。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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