特許
J-GLOBAL ID:200903072826370030

固体高分子型燃料電池用セルおよびそれを用いた固体高分子型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-032562
公開番号(公開出願番号):特開2007-213971
出願日: 2006年02月09日
公開日(公表日): 2007年08月23日
要約:
【課題】特別な部品を要することなく、少ない部品点数で優れたシール性能を実現することを可能とする、新規な構造の固体高分子型燃料電池用セルおよびそれを用いた新規な構造の固体高分子型燃料電池を提供すること。【解決手段】固体高分子電解質膜14を固体高分子電解質膜14の両面に配される電極16よりも外方に突出せしめ、かかる突出部分に補強樹脂部材20を固着せしめてMEAコンポーネントを構成すると共に、該MEAコンポーネントを主面シールゴム層54を介して第一,第二セパレータ24,26で両側から挟み込むことにより単セル12を構成する一方、ガス流路76,78とガス給排孔36a〜dの接続部分に形成される接続凹溝46の開口部を補強樹脂部材20で覆って接続凹溝46をトンネル状とした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜の両面に燃料電極と酸化電極を配した膜/電極接合体を第一セパレータと第二セパレータで両側から挟み込んで積層構造とし、該燃料電極と該第一セパレータの重ね合わせ面間に燃料ガス流路を形成すると共に、該酸化電極と該第二セパレータの重ね合わせ面間に酸化ガス流路を形成した固体高分子型燃料電池用セルにおいて、 前記膜/電極接合体における前記固体高分子電解質膜を前記燃料電極および前記酸化電極よりも一回り大きな平面形状として該固体高分子電解質膜の外周縁部の全周を該燃料電極および該酸化電極の外周縁部から外方に突出する突出部とし、該突出部を覆うように補強樹脂部材を固着すると共に、前記第一セパレータおよび前記第二セパレータの該膜/電極接合体に重ね合わされる主面上に主面シールゴム層を固着して、該補強樹脂部材を該主面シールゴム層を介して該第一セパレータおよび該第二セパレータに重ね合わせる一方、前記燃料ガス流路と前記酸化ガス流路の端部を該第一セパレータと該第二セパレータを重ね合わせ方向に貫通して形成された燃料ガス給排孔と酸化ガス給排孔にそれぞれ接続する接続凹溝を形成し、該補強樹脂部材を該接続凹溝の開口部分を跨ぐように配置することによって該接続凹溝をトンネル状構造としたことを特徴とする固体高分子型燃料電池用セル。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (4件):
H01M8/02 S ,  H01M8/02 R ,  H01M8/02 B ,  H01M8/10
Fターム (5件):
5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CC05 ,  5H026CC08 ,  5H026EE18
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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