特許
J-GLOBAL ID:200903072923782601

積層セラミックコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-326913
公開番号(公開出願番号):特開平10-172857
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 誘電率が3000以上、CR積で表した場合に、室温での絶縁抵抗が6000MΩ<HAN>・</HAN>μF以上と高く、静電容量の温度特性がJIS規格のB特性およびEIA規格のX7R特性を満足し、高温負荷、耐湿負荷等の耐候性能に優れた、低コストの小型大容量の積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】 次の組成式、(1-α-β){BaO}<SB>m</SB><HAN>・</HAN>TiO<SB>2</SB>+αM<SB>2</SB>O<SB>3</SB>+β(Mn<SB>1-x-y</SB>Ni<SB>x</SB>Co<SB>y</SB>)O(ただし、M<SB>2</SB>O<SB>3</SB>は、Sc<SB>2</SB>O<SB>3</SB>,Y<SB>2</SB>O<SB>3</SB>の中から選ばれる少なくとも1種類以上、α,β,m,x,yは、0.0025≦α≦0.025、0.0025≦β≦0.05、β/α≦4、0≦x<1.0、0≦y<1.0、0≦x+y<1.01.000<m≦1.035)で表される主成分100モルに対して、副成分として、酸化マグネシウムをMgOに換算して0.5〜5.0モル添加含有し、さらに前記主成分および前記酸化マグネシウムの合計を100重量部として、SiO<SB>2</SB>-TiO<SB>2</SB>-MO系(ただし、MOは、BaO,CaO,SrO,MgO,ZnO,MnOの中から選ばれる少なくとも1種類以上の酸化物)の酸化物ガラスを0.2〜3.0重量部含有した材料によって構成される積層セラミックコンデンサである。
請求項(抜粋):
複数の誘電体セラミック層と、それぞれの端縁が前記誘電体セラミック層の両端面に露出するように前記誘電体セラミック層間に形成された複数の内部電極と、露出した前記内部電極に電気的に接続されるように設けられた外部電極とを含む積層セラミックコンデンサにおいて、前記誘電体セラミック層が、不純物として含まれるアルカリ金属酸化物の含有量が0.02重量%以下のチタン酸バリウムと、酸化スカンジウムまたは酸化イットリウムの中から選ばれる少なくとも1種類以上と、酸化マンガン、酸化コバルト、酸化ニッケルの中から選ばれる少なくとも1種類以上とからなり、次の組成式、(1-α-β){BaO}<SB>m</SB>・TiO<SB>2</SB>+αM<SB>2</SB>O<SB>3</SB>+β(Mn<SB>1-x-y</SB>Ni<SB>x</SB>Co<SB>y</SB>)O(ただし、M<SB>2</SB>O<SB>3</SB>は、Sc<SB>2</SB>O<SB>3</SB>,Y<SB>2</SB>O<SB>3</SB>の中から選ばれる少なくとも1種類以上であり、α,β,m,x,yは、0.0025≦α≦0.0250.0025≦β≦0.05β/α≦40≦x<1.00≦y<1.00≦x+y<1.01.000<m≦1.035)で表される主成分100モルに対して、副成分として、酸化マグネシウムをMgOに換算して0.5〜5.0モル添加含有し、さらに前記主成分および前記酸化マグネシウムの合計を100重量部として、SiO<SB>2</SB>-TiO<SB>2</SB>-MO系(ただし、MOは、BaO,CaO,SrO,MgO,ZnO,MnOの中から選ばれる少なくとも1種類以上の酸化物)の酸化物ガラスを0.2〜3.0重量部含有した材料によって構成され、前記内部電極はニッケルまたはニッケル合金によって構成されることを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
IPC (5件):
H01G 4/12 358 ,  C04B 35/495 ,  C04B 35/46 ,  H01B 3/12 303 ,  H01G 4/30 301
FI (5件):
H01G 4/12 358 ,  H01B 3/12 303 ,  H01G 4/30 301 E ,  C04B 35/00 J ,  C04B 35/46 C
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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