特許
J-GLOBAL ID:200903073141659190
車両ステアリング用伸縮軸
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-309879
公開番号(公開出願番号):特開2004-142604
出願日: 2002年10月24日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】コンパクト化を図りつつ、部品点数を削減し、組立作業を容易して製造コストを低減すること。【解決手段】雄軸1と雌軸2との3組の軸方向溝3,5の間に、板バネ9を介して、3組のニードルローラ7(第1円柱体)が摺動自在に嵌合してある。雄軸1と雌軸2との3組の軸方向溝4,6の間に、3組のニードルローラ8(第2円柱体)が摺動自在に嵌合してある。軸方向相対移動時には、板バネ9により、ニードルローラ7,8を雌軸2に対してガタ付きのない程度に予圧しているため、雄軸1と雌軸2は、安定した摺動荷重で軸方向に摺動することができる。トルク伝達時、板バネ9により、ニードルローラ7を周方向に拘束できるようになっているため、雄軸1と雌軸2の間の回転方向ガタ付きを確実に防止して、高剛性の状態でトルクを伝達することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
車両のステアリングシャフトに組込み、雄軸と雌軸を相互に回転不能に且つ摺動自在に嵌合した車両ステアリング用伸縮軸において、
前記雄軸の外周面と前記雌軸の内周面とに設けられた第1介装部と、該第1介装部に配置され前記雄軸と前記雌軸との軸方向相対移動の際には摺動する第1トルク伝達部材と、前記第1介装部に前記第1トルク伝達部材に径方向に隣接して配置され、回転の際には前記第1トルク伝達部材を拘束し、非回転の際には前記第1トルク伝達部材を介して前記雄軸と前記雌軸とに予圧を与える弾性体、とからなる第1のトルク伝達装置と、
前記雄軸の外周面と前記雌軸の内周面とに設けられた第2介装部と、該第2介装部に配置され前記雄軸と前記雌軸との軸方向相対移動の際には摺動し、回転の際にはトルクを伝達する第2トルク伝達部材とからなる第2のトルク伝達装置と、を具備することを特徴とする車両ステアリング用伸縮軸。
IPC (2件):
FI (4件):
B62D1/20
, F16D3/06 A
, F16D3/06 E
, F16D3/06 S
Fターム (1件):
引用特許: