特許
J-GLOBAL ID:200903073537148066

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264266
公開番号(公開出願番号):特開平11-101107
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 製造コストの増大を招くことなく、係止部材の脱落強度を向上し、ロックピンの円滑な作動を確保すること。【解決手段】 退避孔34の径方向外方端に退避孔34をカムシャフト10の軸方向に貫通し、その一端側が外部ロータ30の前端面に開口するように形成した溝35内に、板状のリテーナ82を嵌合し、該リテーナにロックピン80を付勢するスプリング81の一端を係止させた。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用の回転軸と、該回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランク軸からの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材又は前記回転軸に形成され内部に前記回転伝達部材又は前記回転軸に取り付けられる係止部材に一端を係止されるスプリングにより前記回転軸又は前記回転伝達部材に向けて付勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸又は前記回転伝達部材に形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入される受容孔と、該受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、前記回転伝達部材又は前記回転軸に、前記退避孔の前記ロックピンの反付勢側の一端を貫通し、少なくともその一端側が開口する溝を形成し、該溝に前記スプリングの一端を係止する板状係止部材を嵌合したことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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