特許
J-GLOBAL ID:200903073608652089

電気自動車の駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083539
公開番号(公開出願番号):特開平9-284917
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 電気自動車の駆動制御装置において、登坂路発進時には車両を後退させることなく確実に保持してスムースな発進を可能とすると共に装置の損傷を防止する。【解決手段】 後退抵抗トルク演算手段31は道路の勾配度合に基づいて車両の後退に抵抗する後退抵抗トルクBTを演算する一方、推進トルク演算手段32はアクセル開度に応じた車両の推進トルクPTを演算し、車両が登坂路で停車した場合に、モータトルク制御部14が後退抵抗トルクBTに基づいてモータ11を駆動制御し、このモータ11は車両が後退しないようなトルクを発生してドライバを補助することで、ドライバがブレーキペダルを踏まなくてもすぐに車両の後退を防止する一方、登坂路での停車状態からドライバがアクセルペダルを踏み込むと、推進トルクPTが後退抵抗トルクBTを越えまで、モータトルク制御部14は後退抵抗トルクBTに基づいてモータ11を駆動制御することで、発進時に車両は後退せずにスムースに発進可能とする。
請求項(抜粋):
走行用電動機と、車両が走行する道路の勾配を検知する勾配度検知手段と、ドライバが操作するアクセルの開度を検知するアクセル開度検知手段と、前記勾配度検知手段の検知結果に基づいて車両の後退に抵抗する後退抵抗トルクを演算する後退抵抗トルク演算手段と、前記アクセル開度検知手段の検知結果に応じた車両の推進トルクを演算する推進トルク演算手段と、前記後退抵抗トルク演算手段によって演算された後退抵抗トルクと前記推進トルク演算手段によって演算された推進トルクとを比較して該後退抵抗トルクと該推進トルクのうち大きい方のトルクに基づいて前記走行用電動機を駆動制御する電動機制御手段とを具えたことを特徴とする電気自動車の駆動制御装置。
IPC (2件):
B60L 15/10 ,  H02P 21/00
FI (2件):
B60L 15/10 C ,  H02P 5/408 H
引用特許:
審査官引用 (5件)
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